連帯労組関生支部(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)に対し、大阪府警、滋賀県警による大弾圧で、再逮捕も含めて多数が逮捕されました。
大阪府警や滋賀県警は、連帯労組関生支部=民事介入暴力集団と規定し、正当な労働組合活動、団体交渉を『恐喝』、抗議行動などの団体行動を『威力業務妨害・強要罪』と歪曲化しています。滋賀県警にいたっては、暴力団対策が専門の組織犯罪対策課が捜査をおこなっています。
連帯労組関生支部は、長年にわたり数々の不当労働行為を地方労働委員会に申し立てています。
弾圧の狙いは、企業の枠を超えて「ゼネコン」大独占と対抗する産業別労働運動の解体です。
連帯労組関生支部は、ゼネコンによる生コンの買い叩きから、労働者の賃金・労働条件を守るため、中小生コン業者を協同組合へと結集させ、「共同受注・共同販売」などで生コン価格の適正化を実現してきました。
その結果、大阪広域協同組合は、164社(17年12月)を結集する全国最大の生コン協同組合になりました。
ところが大阪広域協同組合は、私たちを裏切り、引き上げられた生コン価格で得られた利益を独占するため、「在特会」などを使い連帯労組関生支部を攻撃してきました。
押収したパソコンやスマホなどから情報を収集し、それらを利用・歪曲して犯罪をデッチあげ、現場にいなかった人をも共謀を理由として逮捕する共謀罪型弾圧が開始されています。
これを許せば、労働運動のみならず安倍政権の戦争する国づくりに反対する市民運動も、同様の手法で弾圧され、「共謀罪」へとつながっていきます。
大量逮捕に対する弁護士対応、組合員の保釈金など、多額な費用が必要です。連帯労組関生支部へのカンパをお願い申し上げます。