5月23日、編集長不当逮捕の論告求刑と最終弁論が行われた。弁護団は、山田さんが「他者が口座を使うことがありえる」と銀行に伝えて社員が認めた録音テープを証拠に出していた。これに神戸地検は慌てて上司を証人申請したが、裁判所 …
百万遍こたつ事件
私たちの友人が、5月22・23日に道路交通法違反の容疑で京都府警交通指導課に逮捕された。 この逮捕は彼らが2月25日に、京都大学付近の百万遍交差点路上にコタツを持ちだし座り込んだ行為によるもの。 警官の注意を受け、 …
0年目のナクバ(大厄災) 非暴力デモは続く
パレスチナ難民は、パレスチナのナクバから70年目の5月、「帰還の大行進」を実行しています。70年前のナクバ―イスラエルの民族浄化策動―によって追放された国連登録だけでも72万人を越えたパレスチナ難民は、今では587万人 …
新潟知事選 6/10投開票
東電・柏崎刈羽原発再稼働の是非を問うとともに、安倍の暴政にブレーキをかけるべく、与野党激突の構図となった新潟知事選が、佳境を迎えている。 池田候補は、幅広い市民と、立憲民主、共産、国民民主、自由、社民、無所属の会、民 …
フィリピン大統領ドゥテルテの「麻薬戦争」
ドゥテルテ大統領の「麻薬戦争」による死者は2万人を超えた。しかし、彼の取締対象は薬物常用者を超え、左翼・人権活動家・社会運動家・宗教家に及んでいる。国際社会の批判に対し、彼はフィリピンを国際司法裁判所から脱退させると宣 …
【時評短評 私の直言】井上ひさし「吉里吉里国」から学ぶ「くに」の姿
全国に、ミニ独立国家ブームを巻き起こした小説 加計問題は2015年から森友問題は、2016年から現在(2018年)に至っている。この間真実は、なんら明かされないまま現在に至っている。 首相安倍・財務大臣麻生が堂々と嘘 …
【論説】朝米首脳会談 朝鮮半島非核化後問われる在韓・在日米軍
第3回論説委員会のテーマは「朝鮮半島情勢」。朝鮮半島の非核化と東アジア地域の安定化をめざす朝米首脳会談の開催が紆余曲折を経ながらも決定した。世界が注視するなか、両国の「駆け引き」ばかり強調されているが、(1)ここまで交渉 …
労災・解雇・社保未加入…外国人労働者を支援して30年
外国人労働者が抱える問題を積極的に支援している神奈川シティユニオン。立ち上げ当初は「サンド(海辺での砂の土台のように波ですぐに崩れる)労働組合」といわれたが、30年以上にわたって活動し、組合員約700人を抱える歴戦の労 …
加計・森友疑惑のもみ消しを許すな!
今治市民黒川さん 腐敗した権力者・安倍&麻生を引きずり下ろすため街頭に ――安倍首相は面会を否定しました。問題の核心は? 首相は「愛媛県などの主張は伝聞の伝聞だ」と答えました。よく考えた言い逃れです、確かにそうですから …
【実録】公安警察取り調べ(7)
12月11日(逮捕から20日)、検察は、起訴を通告してきた。生田警察署は、年末年始の警備体制に入るためか、多くの被収容者が拘置所へ移動し、留置所は閑散としている。私の取調べも10日で終了。調書は、1通も作らせなかったので …
【言わせて聞いて】連鎖する貧困
日本は豊かな国で、モノが溢れていて、食べるには困らない、海外の発展途上の貧しい国々に比べれば、まるで天国のような貧困格差のない社会であるイメージを、マスコミや政府は長きに亘って国民に与え続けています。私もそう信じさせら …
【ぷりずむ】
安保法制反対の運動のとき「戦後70年を迎えた今、立憲主義はかつてない危機に瀕している」と言われた。だが、憲法をその地の最高法規とするという立憲主義は本当に実現していたのか。▼占領が終わってから今日まで、日本国憲法の上に …
【視点論点】パレスチナ人のもう一つの悲劇(2)
若い秘密警察がデモ隊に暴行 前号の視点・論点で、ガザの帰還権運動の人々の命よりも自己権力維持を優先するPA(パレスチナ自治政府)の態度を批判する「ガザのもう一つの悲劇」を書いたが、この悲劇はパレスチナ人全体に当てはまる …
ベネズエラ左翼政権の行方
ラテン・アメリカの左翼政権が次々姿を消していく中、ベネズエラのマドゥ―ロ率いるチャベスモ(チャベス主義)は、地方選挙という民主主義的方法で乗り切った。マドゥーロを批判してきた民族統一会議(MUD)は選挙ボイコットを呼び …
暮らしの中にある信頼感をベースにした「世界マヌケ反乱」へ
「ルールが幅をきかせてメチャクチャが許されない…そんな予定調和の反原発運動を見て、「これ、俺は向いてないなと思うようになった」と語る、高円寺「素人の乱」の松本哉氏。3・11直後、1万人超の反原発デモを呼びかけた同氏は、 …