2月14日、「社民党全国連合 労働・女性・多様性・政策委員長」を務める大椿ゆうこさん(新・45)が、社民党・参院選比例代表予定候補者として擁立された。
大椿さんは、雇い止め解雇・長時間労働・残業代の未払い・パワハラ・過労死など、市民が生活する中で直面する課題の解決を掲げている。
非正規労働者だった大椿さんは、有期雇用を理由に、勤めていた大学を雇い止め解雇になった。「闘うだけムダ」と言われたが、大阪教育合同労組に入って闘う道を選び、2010年から解雇争議を闘いながら組合専従を担う。3年9カ月闘ったが、原職復帰は叶わなかった。それでも労働運動に関わり続け、2016年、大阪教育合同労働組合執行委員長に就任(2019年3月末退任)。現在、おおさかユニオンネットワーク役員も務めている。
大椿さんのもとへ助けを求め、駆け込んでくる労働者は常に貧困と隣り合わせだ。この状況に対し大椿さんは、「労働者をめぐる状況が変わるのを待つのではなく、まずは労働者の側から、声をあげていきたい。しかも、非正規労働者、貧しい人たちの側から声をあげるという運動を、私は作っていきたい。変わるのは私たち、そして、変えるのも私たちだ。労働者の使い捨ては許さない! これ以上搾取されるのはゴメンだ!」と訴えている。 (編集部・村上)
大椿ゆうこオフィシャルサイト:https://ohtsubaki.jp/ ツイッタ―:@ohtsubakiyuko