私たち平和を愛する人々と社会のさまざまな成員の権利や環境保護に関わっている団体は、6月28日から29日に大阪で開催されるG20サミットに対する行動を準備しています。
世界中での継続的戦争と軍備強化、新自由主義的経済政策の破滅的失敗、人種差別や不寛容の高まりに直面している今、草の根の人々の声こそが人類の未来を決定しなければなりません。私たちはG20に集まる世界のリーダーを自称する人たちに勝手に何かを決める権限を与えてはいません。
私たちは米国のトランプ政権の極端かつ危険な役割と、それに追随している日本の安倍政権を特に重要視しています。民主主義が脅かされており、現実に根拠づけられた意志決定が失われています。トランプ主義の台頭は敵意と残忍さを増大させています。
私たちはトランプの残忍な扱いに抵抗する全世界の人々と共にあります。私たちは全世界で新自由主義の激しい攻撃に抵抗している労働者、アメリカとヨーロッパで追放に直面している難民たち、伝来の土地と森林を資源採掘主義から守る人々、尊厳のために勇気をもって声を上げる人々、そして過酷な条件下で生き続けるために苦闘している人々と共にあります。
G20大阪ノー!アクション・ウィークはこの重大な状況への私たちの対応です。私たちは志を共有する世界の人々と組織に、私たちと共に連帯のメッセージを交換し、自分たちのビジョンや闘いを共有し、6月23日から29日の週にいたるところで行動を起こすことを呼びかけます。
G20大阪ノー!アクション・ウィークは、以下の問題に関心を持ち、行動している人々やグループを結集します:
– 朝鮮半島と東アジアの平和
– 新自由主義経済政策の停止
– 社会的分断と憎悪の克服
– 共存と連帯の世界へ
– 核兵器・原子力発電所や貧困のない持続可能な世界
– 治安を口実とした民主的権利の抑圧の中止
斉藤日出治(元大阪産業大学教授)
高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
服部良一(元衆議院議員)