【時評短評 私の直言】女性議員を増やせば議会は変わる 高槻市議 高木りゅうた

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 先日のアメリカ中間選挙では女性議員の当選が過去最高となった。

 イスラム教徒の女性議員、最年少の女性議員、両性愛の女性議員など、これまでにない新たな層の女性議員の当選が目立った。これにはトランプ大統領の女性蔑視や人種差別への反発が背景にあると言われている。

 ちなみに投票率も過去50年で最高に。皮肉にもトランプという「政治の常道」からはみ出て、好き勝手に振る舞う存在が選挙の様相を変えた、あるいは活性化させたとも言える。

 日本はどうか。来年は統一地方選、参院選のほか多数の選挙が控えている。私も高槻市議選で三期目を目指す候補者の一人だが、この数か月、来年の各自治体選挙に立候補したいと話した人たちに女性が多かった(体感的に、だが)。

 原発事故や戦争法の強行採決、憲法改悪にLGBTやMeToo運動、あるいは子育てや教育、介護といった身近な暮らしの問題などが契機になったと聞いた。

 民主党政権から安倍政権に至る政治過程のなかで、政治を変えたいという動きは着実に、特に女性を中心に芽生えてきているのではないか。各地域の状況を人民新聞社でも取材してほしい。

男社会で澱んだ議会に女性の躍進で風穴を

 今年5月には「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が成立し、国政、地方選挙とも、候補者の男女比率が均等になるよう努めることとされた。しかし、均等にすべきはあくまで候補者の比率で議席比率ではなく、また他国のように強制力もないので、実効性は定かでない。

 高槻市議会は34議席中、女性は10名と半数に満たない。私が言うのは口幅ったいが、やはり女性議員が増えたほうが議会は変わる。行政も変わる。尊敬できる、お手本になる議員に女性が多いのは確かだ。

 議員を単なる就職口としか考えない奴、上昇志向だけ強い奴、勉強せずに他人に質問を作らせる奴、ほとんど質問しない奴、威張りたい奴、カネにせこい奴、見た目だけで中身のない奴、寝る奴…などは大抵男性議員と相場が決まっている。女性議員にもいるが。強調したいのは維新の議員にその傾向が強い。

 男社会で澱みに澱んだ議会という場に風穴を開けるためにも、来年は地方議会で国会で女性の議員や首長が増えることを望む。男性である私も何とか議会に残れるよう最善を尽くす。

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