7月11日午前10時頃、フリーター全般労働組合/キャバクラユニオン事務所に、15名を超える赤坂署警察官が突然踏込み、家宅捜索を始め、組合のパソコンや名簿などを押収しました。同時刻に組合員Aさんの個人宅にも家宅捜索が入りました。警視庁赤坂署は半年以上前に組合が取り組んだ争議において「傷害事件」が発生したと言い出しました。
■容疑に事実がない
赤坂署の言う「傷害容疑」は、まったく事実無根です。2017年12月に組合が取り組んだ「給料未払い店」への争議活動において、店で話し合いをしていた経営者が自分からいきなり転び、けがをしたと言い張りました。しかし、Aさんをはじめ、誰もこの経営者に接触していません。しかし、従業員が警察に被害届を出しました。
■異例の大捜索
赤坂署は組合事務所の捜索に15名以上、Aさんの自宅の捜索に10名もの警察官を動員しています。異例の多さです。組合事務所の捜索で赤坂署は、組合事務所をブルーシートで囲み目隠ししたうえ、誰も立ち入れないようにしました。最初に令状確認した組合員一人のみを立ち会わせ、 かけつけた組合の代表者の立ち合いを拒否して捜索したのです。パソコンやハードディスク、ルーターまで、事件とは無関係の書類や名簿なども押収したのです。これらは、捜査に名を借りた組合活動を破壊する嫌がらせでしかありません。 Aさんの自宅も同様に、10名もの警官が仕事に使うPCや携帯を押収しました。
赤坂署は組合やAさんから押収した物を直ちに全て返して、不当な破壊行動を謝罪してください! わたしたちは断固この家宅捜索に抗議します。この声明に賛同してくださる方は、お名前・肩書き・所属をお書き添えの上、メッセージをお寄せください。
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