西成警察が違法捜査

任意聴取拒否に暴行・店主の許可なく立ち入り

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 釜ヶ崎の小さな居酒屋「はな」。尾崎美代子さんが一人で経営し、日雇い労働者たちの憩いの場となっている。その客が逮捕され勾留・接見禁止が続いている。

 4月25日、西成警察が「挙動不審」との理由から、任意聴取を拒否したにもかかわらず被害者に執拗に付きまとい、その過程でけがを負わせた。被害者は数人の警官に行く手を阻まれ、腕をつかまれながら通常5分の道を40分かけて「はな」に着き、警官とともになだれ込んだ。

  営業妨害だと言われた警官は、窓越しにビデオを撮り裏口に 張り付いた。尾崎さんは被害者の首にアザを見つけ、あちこちに引っ掻き傷があることに気づき病院へ。

 23時10分頃、店主に断りなく「はな」に入った私服刑事が令状を見せ、被害者は無理矢理警察車両に乗せられた。尾崎さんは「裁判では、西成警察の捜査の違法性を争いたい」という。

(編集部・村上)

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