2月 2018

【ぷりずむ】

1637号, 社会・文化運動

　テレビやラジオの声が早口になっている。特にニュースは短時間にどれだけたくさんしゃべるか競っているようだ。かつて久米宏と黒柳徹子が早口の双璧で、ひとつの芸だったのに、今や誰もがそんなふうにしゃべる。政治家もそう。アベも小 …

【2018新春インタビュー】後編　天皇崇拝の再生産ではなく自治的な連帯組織を

1637号, 反戦・反基地・沖縄, 社会・文化運動

前編よりつづく 田畑　稔（哲学者、季報『唯物論研究』編集長） 「反安倍を天皇に託す」民主主義の底の浅さ 　前編でも確認したように、いま、日本も世界も政治的思想的な対抗関係の配置が大きく、かつ複雑に変容しています。対抗運動 …

イスラエルのセファルディム：ユダヤ人シオニズム被害者から見るシオニズム

ネット限定記事, 国際・海外・パレスチナ

もう一つのアラブ・イスラエル問題 （編集部・脇浜） 　（ニューヨーク市立大学の文化・女性学教授であるエラ・ハビーバ・ショハト（1959～）はイスラエル生まれのイスラエル育ちだが、両親は一九五〇年代初期に故郷イラクを逃れて …