さまざまな方々より寄せられた連帯メッセージの一部を掲載いたします。(編集部)
人民新聞社及び編集長を支持し、警察を糾弾します。大手メディアが御用宣伝機関に過ぎない状況で、独立系メディアの役割は重要です。人民新聞は被曝問題やジェントリフィケーションを特集するなど、独自の姿勢を貫いてきました。編集長解放に向けて、人民も「返せ!」と言って行かなくてはいけないと思います。
(常野雄次郎(つねの・ゆうじろう))
人民新聞にかつて所属し、そして辞めた身としては、私のやりたいことと人民新聞の方向性が同じとは思ってないし、相変らず人民新聞はマッチョだとも思う。
だけど、だけど、だけど!!
不当な家宅捜索、そして編集長不当逮捕というこの件に関して看過することは、できない。
こんな形で潰されることは、全くもってあってはならない。それこそ圧倒的マッチョ=警察権力の暴走を許してはならないのだ。
(栗田隆子)
編集長/人民新聞への不当弾圧。こういう時代に口をつぐんではますます弾圧が広がります。一人一人が声を上げ続けることが大ですね。慰安婦問題で偽情報が平気でメディアで垂れ流されていることも同根です。嘘が「真実」になり、真実を言うと弾圧されたり非国民扱いされる。
(イダヒロユキ)
先週の木曜日だったか、パソコンに向いながらついでにMBS毎日放送、夕方のニュース「VOICE」を観ていたら、「日本赤軍に不正送金」と。些か不謹慎ですが「日本赤軍とはまた懐かしい名前やなぁ。ある世代しか分からへんでぇ」などと独り言をブツブツ。ところが捜索を受けたのが「人民新聞社」で逮捕されたのがY編集長と。思わず「ええっ!」とテレビの方に向き直りました。というのも、その10日ほど前に当のY編集長から電話があって、名乗ったのちに「地方の記事と写真を投稿して頂きたい」文章は素人ながら、写真はプロのは端くれなので快諾したところでした。そもそも、普通の、ま、自分では普通だと思っていますが、生活をしている市民の知り合いが逮捕され、それがテレビで報じられるなどまあ一生経験することはないでしょう。ところが、これは実際に起こった、起こっている現実の話です。「ああ、なるほどなぁ」と。明らかな政治的弾圧に他なりません。しかも出版・報道に対する弾圧です。平たく言えば嫌がらせです。逮捕容疑は「詐欺」とのことのようですが、これはかなり無理があります。本人が金銭的利益を得ていないのです。たとえ起訴できても、こんな稚拙な手法で公判維持などできません。とにかく、今、出版を妨害したい!ただそれだけです。また、なんでもかんでも古典的「過激派」キャンペーンの「赤軍」=という名前を付ければ世間の人はナットクするとでも思っているのでしょうか。改めて今回の逮捕に抗議し一刻も早い釈放を要求します。
(山田耕平)
社会正義をつらぬく記事を数多く世に問うてこられた人民新聞社の受難に強く憤り、連帯のメッセージを送ります。
憲法違反の理不尽な弾圧の背景には、強権的なアベ政権による共謀罪や秘密保護法などの悪法成立があります。私た
ち、国策に異議を唱える市民運動にも、いずれ魔の手がしのびよるのでしょう。この政治状況に危機感を感じるもの
たちが連帯を深め、共に闘いぬくためにも、一刻も早い解放を祈っています。
(高知核ゴミ騒動2006を共に闘った 外京ゆり)
今回の人民新聞社弾圧は,あまりにも見え透いた不当な政治弾圧である。
罪名からして、詐欺罪という民衆からの乖離-分断を狙っている。自分が利用するために、自分の名義で口座を開設する、これのどこが犯罪に該当するというのだ。そのでっち上げを完成するために全国各地でガサをかけているという。初の共謀罪適用を狙っての策謀でもあろう。
全国一斉の反撃として,横義横結して闘おう!
(福岡市民救援会)
人民新聞社への弾圧を私たちは強く糾弾します。人民新聞社への弾圧は言論の自由の否定であり、全ての社会運動への共謀罪適用の予備的な動きであると私たち考えます。権力が報道機関の活動や社会運動の委縮を狙っていることは明らかです。私たちは「人民新聞」編集長の即時釈放、全ての押収品の即時返還を求めます。
(自由労働者連合)