6/4 基地は被害と加害の両面 美しい自然に戦争の拠点は不要

京丹後Xバンドレーダー基地撤去!現地集会

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編集部  園 良太
 6月4日、「米軍Xバンドレーダー基地撤去! 京丹後市は住民の自治と安全・安心を守れ! 京丹後を東アジアの平和の発信地へ! 京丹後総決起集会」とデモが行われた。京都、大阪、神戸からもバスで大勢がかけつけ、現地の会場は参加者の熱気に包まれた。
 まず実行委員会共同代表の大湾宗則さんが、基地が本格運用されて2年半たち、さらに拡張されている現実を話した。今秋にも二期工事が始まる。また隣接する自衛隊基地も拡大しており、米軍人・軍属の実弾射撃訓練が、陸自の福知山射撃場に移転された。
 続けて「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」が、朝鮮半島の戦争危機で、地元住民の中に基地が真っ先に標的となることへの危機感が高まっていることを報告。同時に、基地があることで他国を侵略する「加害者」にもなることを自覚し、反対していきたいと訴えた。さらに沖縄の反基地運動から、「島ぐるみ会議共同代表」の高里鈴代さんが発言。
 「辺野古で機動隊が暴力を激化させながら次々と車輌搬入し、つい先日は女性が頭蓋骨骨折の大けがを負わされた。だが山城博治さんが国連人権委員会で演説を予定するなど、多様な方法で反撃している。」とアピールした。

韓国の反基地運動も参加集落住民に呼びかけ、基地に抗議

 そして、韓国の「サードミサイル配備反対金泉委員会」からキム・ジョンギョンさんらが来日し、日本語を交えて挨拶した。韓国の大統領選挙直前の5月9日、大量の機動隊員が住民を弾圧しながら抜き打ちでサードミサイルを配備したことを強く批判した。同じく「円仏教聖地守護非常対策委員会」のキム・ソンミョンさんも、「Xバンドレーダーとサードミサイルは、朝鮮攻撃の一体の道具。ともに戦争を止めよう。特に日本の皆さんは安倍政権の改憲を止めてください」と呼びかけた。
 デモは、海岸線、集落、基地の正門前を歩いた。住民に趣旨を呼びかけ、基地には強く抗議した。快晴の海、水田、山々はあまりに美しく、参加者は基地を止めて地域を守る決意を固めた。今後も京都や大阪で関連する多くの抗議集会が開かれる(6面を参照)。

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