各地のムーブメント ウソとゴマカシだらけの「鑑定」

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林 眞須美さんの無実を訴える集会

 7月23日、林眞須美さんの無実を訴える集会で話されたことにおどろいた。まさか、警察、検察、学者がこんなことまでやるなんて。
★うそとゴマカシだらけの鑑定
*検察は林さんがカレー鍋にヒ素を入れたのだと言うために、祭り会場に捨てられていた紙コップについていたヒ素と林さんの自宅などにあったヒ素が同じだと証明しようとした。
 検察に依頼されて、中井泉(東京理科大教授)がスプリング8を使って分析し、「同じだ」と言った。ところが、河合潤京大教授が見直した結果、ヒ素の濃度や混合物の違いなどから紙コップヒ素は他とは違うことが分かった。
 中井や検察は分析実験からヒ素は違うことが分かっていたのに、ウソやゴマカシで同じだとしたことも分かった。
*もう一人、検察に依頼されて鑑定を行った山内(現・北里大学教授)は、林さんの髪の毛から「3価ヒ素」が検出されたと言った。林さんの髪の毛から3価ヒ素が検出されたということは、そういうヒ素を林さんは取り扱っていたこと、そして、林さんがカレー事件(1998年)の犯人だと言おうとしてのことだった。
 しかし、山内は、1984年から3価ヒ素の分析はしていなかった、正しく分析できないことを知っていたからだ。分析できないことが分かっていたのに、裁判で林さんの髪の毛から3価ヒ素が検出したとウソの証言をしたことが、河合教授により明らかにされた。
*科学警察研究所(警察庁)もまた、カレー事件でゴマカシを行った。
 科警研でカレー事件関係のヒ素の分析をし、鑑定書を書いた。その際、分析の数値を数式で計算し、さらに「百万倍して対数」をとった。これは、ヒ素に違いがあっても同じように見えるようになるゴマカシだった。このこともまた、河合教授により明らかにされた。
★全ての証拠が否定された
 検察は、学者や警察の研究機関に鑑定を依頼して、うそ、ゴマカシによって林さんを犯人と決めつけた鑑定書を作り上げていたことが、河合教授により明らかにされた。カレー鍋に入れられたヒ素は、林さんの自宅などにあったヒ素とは違うものだった。
 それは、林さんが犯人で家からヒ素を運びカレー鍋に入れたとされてきたこと、その全ての証拠が否定されたことになる。それは、林眞須美さんはカレー事件の犯人ではないということを示している。
(「林眞須美さんは無実!あおぞらの会」発行チラシ、連絡先=枚方市杉山手2-16-10)

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