イスラエルに暮らして ジャバル・ムカッバルでの家屋破壊

イスラエル在住 ガリコ美恵子  パレスチナ人の家屋を破壊し、土地を没収してそこにユダヤ人専用地(入植地)を建設するイスラエルに対し、昨年末、「入植地建設は違法行為であり禁止する」との国連決議が採択された。しかしナタニヤフ …

沖縄・反基地運動の現在 辺野古の海にブロック投下

国家暴力に抗し創意工夫の抵抗 問答無用強権安倍政治  2月6日、沖縄防衛局が「辺野古の米軍新基地建設の本体工事に着工」と発表した。超大型作業船が辺野古の大浦湾に入り、7日から埋め立てのためのコンクリートブロックを海に落と …

出口の見えない混沌、劣化する社会

現代の若者は、日本社会をどう見ているのか?自分自身の生きづらさ・ 限界を抱えながら他者とつながる 20~30才代の若者は、日本社会をどう見ているのか? 4名に集まってもらい座談会を行った。うち3名は、何らかの社会運動に関 …

ぷりずむー1604号

 高校2年1組の同窓会をやった。この1年間で死んだクラスメイトを偲ぶためだ。4人の写真を飾り、前に花束を供え、好きだった飲み物を置いた。クラスの人数は40名台だったので、この調子で減っていくと、10年で我がクラスは消滅す …

公共放送で沖縄へのヘイトスピーチ 局前で連続抗議行動

東京MXテレビ  デマと偏見で反基地運動を中傷 雑誌編集 川名 真理  このたび東京のテレビ放送局「TOKYO MX」(東京メトロポリタンテレビジョン)で1月2日に放送されたニュースバラエティ番組「ニュース女子」の内容に …

東西で強行される「被災者切り捨て」

阪神淡路大震災22周年の抗議集会―福島避難者のアピール  編集部 園 良太  阪神淡路大震災から22年目の1月17日、神戸市役所南側の東遊園地で「阪神淡路大震災1・17のつどい」(神戸市、市民、ボランティアによる開催)が …

いま米国では 警察権力がのさばるトランプ時代の予告編

トランプ就任式の催涙スプレーと特殊閃光手りゅう弾   1月20日 「truthout」ブルックリン在住フリーランス・ジャーナリスト ジョン・ネフル  翻訳・脇浜義明  1月20日、トランプの米大統領就任式当日の朝のホワイ …

各地のムーブメント 「高江オスプレイパッド建設阻止行動への支援カンパ」協力要請について

(オスプレイ・ヘリパッド建設阻止高江現地実行委員会)  ご承知のとおり、安倍政権は、日米軍事同盟強化を優先させ、東村高江のヘリパッド建設工事を強行しています。辺野古の新基地建設と並行させ、再び沖縄を戦争の拠点とすべく過重 …

中国 格差拡大・幹部の腐敗 待ったなしの構造改革

トランプの米国に対抗する「一帯一路」構想 愛知大学名誉教授 加々美 光行 「アメリカの世紀の終わり」(西谷修氏)を印象づけたトランプ氏のアメリカ大統領就任。対立と抗争が激化するだろう世界が、どう動いていくのか? 2025 …

ぷりずむー1603号

 このところ、本紙とは別の編集の仕事で、80代以上の方々とやりとりする機会がある。インターネットが基本インフラになってひさしく、編集のやりとりもメールなどが当たり前のご時世にあって、その仕事では基本的に手書きの手紙で文通 …

沖縄 辺野古 「弱さ」を力に国家暴力と対峙する

現地報告 キャンプシュワブ沖 海上座り込みによる抵抗  カヌーチームメンバー ぱぐ 10カ月ぶりの海上作業再開新年からカヌーで阻止へ  2016年の末、恐れていたことが現実になった。辺野古崎から直線距離でたった約5㎞の安 …

府立学校条例から5年 「教育改革」で教員が悲鳴

現職・公立高校教員インタビュー しきりに叫ばれる教育改革。大阪では「維新」による「府立学校条例」(2012年)によって、3年連続定員割れの府立高校を「再編整備の対象とする」ことなど、学校統廃合までもが競争原理の範疇におか …

メディア時評 「プーチン化する安倍首相」 と御用メディア

ここまで堕落した「キシャクラブメディア」の実像  浅野健一 ジャーナリスト/同志社大学大学院社会学研究科博士課程教授  日本の「キシャクラブメディア」は、米国でとんでもない人間が1月20日、大統領に就くと騒いでいるが、自 …

いま米国では 米国で繰り返される放射能安全神話

フクシマの放射能汚染物質が米西海岸へ  ジャッド・エングキテラ(エンヴァイロニュースのスタッフ)2016年12月31日 「truthout」(米のニュースサイト) 翻訳・脇浜義明 体内に入れてもいいと嘘をつく米国やカナダ …

各地のムーブメント 山城博治さんらの釈放を!

【署名呼びかけ】沖縄の基地反対運動への不当弾圧を許さない  鎌田慧 澤地久枝 佐高信 落合恵子 小山内美枝子  「ふるさとの自然を守りたい」「当たり前のくらしを守りたい」「米軍施設はいらない」─ただそれだけの思いで、高江 …