学生時代、学内清掃労働者の組織化に取り組んだ金さんは、現在、非正規労働者の組織化とともに、「非正規職保護法」など制度作りにも取り組む、35才の若手労組活動家だ。韓国では、IMF経済危機(1997年)の際、リストラが合法化 …
弊紙編集長 不当逮捕 政治権力の一部と化した大阪高裁
11月13日、山田編集長不当逮捕の控訴審が大阪高裁で行なわれ、多くの支援者が集まった。樋口裕晃、佐藤洋幸、柴田厚司裁判官を前に、橋本太地弁護士が一審判決の不当性を語り、検事に説明を要求。検事は「控訴は却下」とだけ述べ、 …
言論弾圧に抗し、年末カンパにご協力を!
弊紙編集長逮捕・事務所家宅捜索から1年が経過しました。この1年を振り返ると暗澹たる気分になるのは、編集部だけではないでしょう。「オレと親しい奴が優遇される。それのどこが悪い」―そう開き直った態度をとり続ける安倍総理は、 …
【ぷりずむ】
安田純平さんが帰還したとき、ネット空間にも政府内や報道にも彼をたたく言葉があふれた。たたく者の根拠は「自己責任論」である。それに対して安田さんは、戦場ジャーナリストの誇りを持って自己責任で行ったのだという。二つの自 …
【韓国取材(3)】麗水・順天事件 追悼集会に参加して 編集部・山田
麗水地域社会研究所は、91年に発足したシンクタンクだ。麗水・順天事件に関する証言を集め、事実解明を主導してきた。50周年を記念して20年前に始まった聞き取り調査は、95年に遺族の証言集を発行。初の集会を準備したが、右派の …
【第8回論説委員会9.26】基地への怒りと日常的要求捉えた沖縄県知事選の勝利 編集部 園良太
沖縄県知事選挙の直前の9月26日、第8回論説委員会を行った。県知事選と沖縄の新基地建設がテーマだ。翁長前知事の死去に伴い、急きょ決まった県知事選は、後継候補の玉城デニー氏と前宜野湾市長の佐喜眞淳氏の一騎打ちとなり、玉城 …
東京医大等差別入試 フリーライター 谷町 邦子
東京医科大学は、属性(性別、性別が推測される名前、出身校などの情報、卒業年数、経歴等)を不記載とした資料で新たに合否判定を行い、2017年度・18年度の入試で不合格となっていた学生101名を入学意向確認対象者と判定。1 …
【時評短評 私の直言】女性議員を増やせば議会は変わる 高槻市議 高木りゅうた
先日のアメリカ中間選挙では女性議員の当選が過去最高となった。 イスラム教徒の女性議員、最年少の女性議員、両性愛の女性議員など、これまでにない新たな層の女性議員の当選が目立った。これにはトランプ大統領の女性蔑視や人種差 …
自分を、仲間を守る「痴漢抑止バッジ」 フリーライター 谷町 邦子
2015年から続く「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」が今年も開催された。9月10日までに、学生から寄せられた約730作品ものデザインは、ボランティアの大学生によって約60作品に絞られ、10月初旬から日本各地の中学生、 …
【新たな弾圧】労働組合への不当弾圧を許さない!
労働組合つぶしの大弾圧を許さない!12・8集会 日時:12月8日(土) 18:30~ 会場:大阪市立中央区民センターホール(地下鉄「堺筋本町」東3分) 主催:実行委員会 連絡:TEL06-6575-3131(全港湾関西地 …
【イスラエル秘密諜報機関】難民キャンプで横行するパレスチナ人活動家の暗殺 イスラエル在住 ガリコ美恵子
「犯人追及運動を止めなければお前も同じ目に」―公然と脅迫 10月31日、イハーブ(26)がショーファット難民キャンプで、覆面男性に撃たれ、亡くなった。 東エルサレムのショーファット難民キャンプで生まれ育ったイハーブは、 …
人民の波 、トランプに一撃!民主党に根本的変革を突きつける ジャーナリスト・ジェイク・ジョンソン
中間選挙は民主党が下院の過半数を3議席上回る勝利を得て、「青い津波」を起こしたと大騒ぎしている。 しかし、忘れてならないのは、「小文字の民主党員」と言われる社会主義者、女性、有色人、労働者など進歩派の当選と、幾つかの州 …
【訳者 新刊紹介】▲イスラエルに関する十の神話 (サピエンティア)/イラン・パペ (著)、脇浜 義明(翻訳)法政大学出版局/¥ 3,672
貧しい人々や労働者のための政策を 選挙後PCCCは、「進歩派が全国民のためのヘルスケアや気候変動に関する大胆な政策を提案し、共和党票田地域を民主党票田に変えたのだ。米国民は、民主党本部が大手製薬資本などに挑戦し、全国民に …
【言わせて聞いて】
子どもたちのためにできることを 安倍総理は、原発でこんな日本にした東電、国政の責任をうやむやにして終わらせようとしている。そして、福島でソフトボール種目まで行おうとしている。オリンピックはここで行うべきではない。世界の …
【米国中間選挙下院で与党敗北】トランプ政権が人々の生活を直撃 米国ノースカロライナ州在住 植田恵子
1月6日、米国中間選挙が行われ、若者や女性、少数者など社会運動が高揚するなか、その結果が注目を集めた。中間選挙は低投票率が続き、前回投票率は34・6%だった。しかし、今回は投票者数が選挙の勝敗を制すると言われ、CBSニュ …