5.6「沖縄再併合」粉砕・自決権支持関東集会 


イベント詳細

  • 日付:
  • カテゴリ:

Pocket

5月6日(水・休日)13:15開場〜
会場:ニュー新橋ビル地下2階・ニュー新ホール(東京都港区新橋2丁目16-1・JR新橋駅下車徒歩1分)
資料代¥500
映画上映:『ドキュメント沖縄戦─知られざる悲しみの記憶』(監督・太田隆文/2019年制作)
講師:大仲 尊(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)『琉球人の自決権獲得にむけて』
主催:労働運動活動者評議会(03-3446-9058)

日米の軍事植民地化を許すな
 1972年の「5・15沖縄再併合」から48年がたとうとしています。しかし現在も日米安保体制下、沖縄民衆の反戦平和の願い―軍事基地撤去を踏みにじり、日本にある米軍基地の70%は沖縄に集中しています。しかも辺野古新基地建設や高江ヘリパット建設など沖縄の民意を無視して米軍基地機能の強化・再編が強行されています。同時に新たに日本軍・自衛隊が、沖縄島はもとより、与那国・ 石垣・宮古や奄美にも新基地が建設されミサイル部隊などの配備が強行されています。琉球弧は、「対中国」戦争の最前線基地として日米の軍事植民地化が進められているのです。

改めて沖縄戦の実相から考えよう  
 1945年3月から開始された沖縄戦は天皇制護持の「捨て石決戦」として闘われました。沖縄戦は、「明治」天皇制国家による「琉球処分」(1979年)以来の侵略植民地支配の帰結に他なりません。戦死者は約20万人で、その内沖縄民衆は、当時の住民の3分の1の約9万4千人が亡くなっています。しかも日本軍・皇軍によって集団強制死(集団自決)を強要されたり、スパイとして虐殺されたり、避難していた壕(ガマ)から追いだされ亡くなっています。集会では昨年制作された『ドキュメント沖縄戦』を上映します。 日米政府が琉球弧を前線基地としている今、あらためて私たち日本人(ヤマトンチュ)は、沖縄戦の実像をとらえ返すことが必要だと思います。
 講師の大仲さんからは、沖縄民衆の求めている自決権を中心にお話していただきます。大仲さんは、琉球人遺骨返還請求訴訟を支える会/関東共同代表として、京都帝国大学・金関丈夫教授が1928~29年にかけて今帰仁村・百按司墓(ムムジャナバカ)から強奪した琉球人遺骨の返還を求めて闘っています。遺骨返還の闘いは琉球人の自決権獲得の闘いです。

辺野古新基地建設を阻止しよう 
 安倍政権は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け「緊急事態宣言」を発令しましたが、辺野古新基地建設や琉球弧の軍事基地建設は「粛々」と推し進めています。
 防衛省は、軟弱地盤の改良工事を盛り込んだ設計変更を環境調査もせずに、県に申請しようとしています。安倍政権の強権的な新基地建設を許してはなりません。今こそ「5・15沖縄再併合」を弾劾し、ヤマトにおける日米安保粉砕の沖縄闘争をつくりだそう。                2020.4.15

Pocket