第36回憲法フェスティバル 今こそ憲法 ~新しい戦前にしないために~


イベント詳細

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6月1日(土)開場 12:30 開演 13:00
会場:日暮里サニーホール(ホテルラングウッド 4F)
参加費:前売 1,800円 当日 2,300円 障がい者 1,000円(前売・当日とも。付添人1名まで無料)大学生以下無料
出演者:加藤 陽子/小室 等/柳澤 協二/猿田 佐世
主催:憲法フェスティバル実行委員会

一昨年の暮れ、タモリさんは来年がどんな年になるかという質問に対し、
「新しい戦前になるんじゃないですか」と発言しました。
この言葉が話題となったのは、多くの人が漠然と感じている不安を指摘したからだと思います。
昨年は、ロシア・ウクライナの戦争はいまだ終わりが見えず、
そして10月にはイスラエルによるガザ侵攻までもが始まりました。
国内でも唐突な防衛費倍増発言を当然の前提とするかのように、防衛予算増額、
トマホークなどの他国を攻撃できる兵器の装備、南西諸島への基地建設などが進んでいます。
国民の意識の中でも「台湾有事」等の言葉からか軍事化を否定しきれない空気感がでてきています。
民主主義の機能不全も、戦前回帰を止められないのではないかという不安の一つ。戦争をしない国を作るために、
日本国憲法は民主主義とその前提となる人権の保障を不可欠な出発点としていたはずです。国民の意見や議会を軽視した政策決定が繰り返されても十分に報道されず、
報道されても国民の側がそれを見なれた風景として受け入れてしまっていることはないでしょうか。民主主義の機能不全も重要な考えるべきだと思っています。
6月1日に会場でお待ちしています。今という時代を戦前としないために私たちに何ができるのか、
今ならば引き返すことはできるのか、ともに考えることのできる場となればと思います。

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