東アジアの緊張緩和を求めて~Drコト―の島より


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2月24日(金) 19:15~
会場:キャンパスプラザ第1会議室
参加費
講師:山田和幸(与那国在住)
主催:NO-BASE!沖縄とつながる京都の会
連絡TEL090-2359-9278(松本)

防衛省は、奄美や先島に陸自の地対艦誘導弾部隊などを配備し、
今年3月開設予定の石垣駐屯地(仮称)や勝連分屯地にもミサイル部隊を置く方針だ。
与那国町で開かれた非公開説明会には、糸数健一町長と町議8人が参加した。
小野局長は「わが国を巡る安全保障環境は厳しい。領土、領海、領空を守り、抑止力を高めていく必要がある。時勢に応じて、
南西諸島の防衛体制を強化する必要がある」などと述べ、地対空誘導弾部隊配備の必要性を強調した。
その上で、駐屯地の東側で18万平方メートルの土地を取得し、ミサイル部隊配備に伴う隊庁舎や火薬庫、倉庫、通信施設などを整備する方針を示した。
県外からの部隊移駐に伴い、与那国駐屯地の所属隊員は従来の約170人から約210人に増加すると説明
人口わずか1600人ほどの与那国島にミサイルを配備し、弾薬庫も作る計画は、与那国島の全てを軍事化=要塞化し、住民は棄民化されていくのではないのか?
1,糸数町長は台湾有事を見据え、大型旅客機・大型船舶による町民の島外避難体制を確立するため、与那国空港滑走路の500メートル延伸と、
島南部・比川集落への港湾新設を政府に要望した(「避難?」より先に自衛隊=軍隊の増強・要塞化が進行する。それが島を軍事的危険にさらす)
2,町は17年、有事に全町民が島外避難することを念頭に国民保護計画を策定した。(避難ありきではないのか?実効性は?)
3,糸数町長は、島外避難を前提に町独自に設けた「危機事象対策基金」についても言及しているが「事前避難」は可能性があるのか?

与那国町には、東アジアの友好と交流により平和で豊かな地域をつくるという「与那国・自立へのビジョン」という素晴らしいものがある。
軍大化という巨大な動きを力で封じることは叶わない。しかし、アジアとの交流と友好は地域でも実現可能であり、そこに大きな希望がある。

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