1月28日(火)19:00~20:45 (開場18:30)
会場:連合会館 203会議室 東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11
参加費¥1000 ※予約優先plastic
私たちの暮らしのなかにあふれるプラスチック。その生産量は増え続け、現在では毎年4億トンのプラスチックが世界で生産されています。この身近なプラスチックがいま、大きな環境問題となっています。石油から作られ、瞬時に使い捨てられるプラスチックが、自然環境中に流出し、半永久的に残り続けるごみとなっているのです。「日本では、ごみは分別収集され、資源はリサイクルされている」そんなリサイクル先進国のイメージとは裏腹に、プラスチックごみへの対応は、日本でも切迫した課題となっています。リサイクルという建前のもと、焼却や輸出に依存してきた政策が、行き詰まりを迎えつつあるのです。リサイクルの幻想を超えて、大量生産・大量廃棄の社会から大きな転換を図ることがいま私たちに求められています。作品上映後には、監修者の井田徹治さんと、ご出演いただいた高田秀重さんを迎えて、トーク・セッションを開催。プラスチックごみをめぐって世界各地でいま何が起きているのか。日本政府が進めるべき政策、企業が取り組むべき課題、市民が果たすべき役割とはそれぞれ何か、を議論します。
(プログラム)1.『プラスチックごみ―日本のリサイクル幻想』上映 (28分)2.制作者からのあいさつ 白石草 (OurPlanet-TV)3.トーク・セッション 井田徹治 (共同通信社 編集委員)/高田秀重 (東京農工大学 教授)
主催:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル
連絡TEL.03-5209-3455 E-mail :office@parc-jp.org