北方領土問題は存在していたのか 主権なき2島返還なのか着地点はどこなのか


イベント詳細

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2月26日(火)18:15受付 18:45~20:45
会場:明治大学駿河台キャンパス・研究棟4階・第会議室/(東京都千代田区神田駿河台1-1)
資料代¥1500/会員¥1000/明治大教員・職員・学生無料(要予約) ★要予約(定員50名)
(ゲスト)岩下明裕(北海道大学・九州大学教授)
 「南クリル(北方領土)は第二次世界大戦の結果、合法的にロシアに主権が移った」。ラブロフ外相は1月の日露外相会談でロシアに主権がある島であることを認めるように河野外相に迫り、安倍首相との20回を超える首脳会談でも領土問題については話し合っていなかったことを暴露され、ロシアの主権下で「北方領土」なる問題は存在しないと釘を刺されたばかりだ。
このロシアの主張は一貫して変わっていないという。
 2012年3月に来日したプーチン首相(当時)は野田首相に、日ソ共同声明の有効性を再確認すると同時に領土交渉で「引き分け」という言葉を引用した。プーチン大統領は、今回はさらに「主権の引き渡しが明記されていない」という変化球を投じてきた。
 2月定例会は、『北方領土問題-4でも0でも、2でもなく』(中公新書)、『北方領土・竹島・尖閣、これが解決策』(朝日新書)の著作のある岩下明裕さんをゲストにお招きします。
今回は、外務省側が領土交渉をしている振りをロシア側に依頼していた説から2島返還落としどころ説まで、報道から見えてこない日露領土交渉の実情と展望について岩下さんに報告していただきます。質疑応答にも時間を大きく割きたいと思います。
主催:アジア記者クラブ(APC)
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、配布資料の準備の関係上、必ず2日前までにEメール(apc@cup.com 宛)でお申込み下さい。返信メールでの承認がなかれば参加できませんので注意願います。

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