2月19日月曜日 18時開場 18時半開始
会場:専修大学神田校舎7号館 6階 763教室
(講師)森田成也(マルクス経済学)/(リプライ)中村勝己(ホブズボーム翻訳者、イタリア政治思想史)
(注記)前回の1月定例研究会は首都圏豪雪の影響で延期となった。今回は、延期されたものを再設定することにした。
主催:ルネサンス研究所
(概要) イギリスのマルクス主義の歴史家エリック・ホブズボームの最晩年の書『いかに世界を変革するか――マルクスとマルクス主義の200年』(作品社)が昨年11月に刊行された。ルネサンス研究所の運営委員のひとり中村勝己も翻訳者としてかかわったので、今回の定例研究会はこの邦訳書の合評会として開催したい。本書(原著刊行2011年)は、第1部「マルクスとエンゲルス」、第2部「マルクス主義」の2部構成であり、ホブズボームが折々に発表してきたマルクス関連の諸論稿の集成である。イギリスの政治史・経済史・労働運動史の泰斗であるホブズボームが、マルクスとマルクス主義の歴史についても一級の研究者であったことが本書により明らかにされた。今年2018年はマルクス生 誕200周年でもあり、本年のルネ研定例研究会の第1回目をこのテーマで開催することには大きな意味がある。そこで今回は、この間マルクス経済学や現代資本主義論、ロシア革命論で注目を集める研究者の森田成也氏にメイン・コメンテーターをお願いすることにした。さらに森田氏以外にも運営委員数名から問題提起を受ける。リプライは、訳者のひとり中村勝己が行なう。