ビキニ水爆実験と福島原発事故――第五福竜丸から現在(いま)へ ・第五福竜丸被災と1000隻に及ぶ被災船


イベント詳細

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9月25日(金)18時30分~20時45分(予定)
会場 文京区民センター2A(地下鉄丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩5分
参加費:無料
3月11日は東日本大震災の日。福島の原発が過酷事故を起こしてから9年目でした。もう
ひとつ忘れてはならないのが3月1日「ビキニ・デー」。66年目を迎えました。
1946年から12年間、アメリカは太平洋中部・マーシャル諸島のビキニ、エニウェトク両
環礁で66回の核実験をしました。54年の水爆実験「ブラボー」では第五福竜丸をはじめ約
1000隻の日本の船舶が被ばくし、風下のロンゲラップ島民も米軍に強制避難させられ苦難
が始まります。
日本では広島、長崎に次ぐ核兵器の被ばく被害に不安と怒りの世論が巻き起こりました。
それにも拘わらず3月3日には国会に原子力予算案が提出されます。アメリカは原子力の
「平和利用」と称して、核の負のイメージの払拭を試み、日本に国策として原子力の商業
利用(原発)を押し付けたのです。
全国へと広がった原水爆禁止署名運動のきっかけである「ビキニ事件」。そして被ばく
被害をこうむった島民にアメリカはその原因と責任を後になって認めました。3.11以降の
福島を重ねつつ、振り返ってみたいと思います。
講師 市田真理(第五福竜丸展示館 学芸員)被ばくしたマーシャル島民と福島原発事故/講師 桐生広人(フォトジャーナリスト/出版労連原発問題委員会委員)
主催:出版労連 原発問題委員会
問合せ TEL:03-3816-2911/E-mail: sakai@syuppan.net(出版労連)

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