第5期 日本・ドイツ現代史研究会~戦後日本政治史 「55年体制の終焉と、新自由主義・国家主義の政治」 テキスト:中野晃一『右傾化する日本政治』(岩波新書)ほか 


イベント詳細

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5月21日(月) 18時半~21時
会場:西宮市民交流センター(阪急「西宮北口」東南5分 但馬銀行北の道を東へ4分)
(テキスト) 中野晃一『右傾化する日本政治』(岩波新書)など、レジメ用意
日本・ドイツ現代史研究会は2016年4月から、石田勇治東大教授の『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)をテキストに学習・研究会を始めました。それは安倍や麻生や橋下などが「ナチスの手口」を学んで政治を行っていると考え、しっかりドイツと日本の歴史を学ぶ必要を感じたか
らです。5回の研究会の上に、10月には木戸衛一大阪大准教授の講演会を開催しました。
 続いて第2期は加藤陽子東大教授の『それでも日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫)で、戦前日本がなぜ戦争を選んでしまったのかを学習。第3期は大阪ドイツ協会の浦山隆文さんを講師にしてドイツ史についてビスマルク以来のドイツ帝国とヴァイマル共和国の連続性を学習しました。第4期は石田勇治・長谷部恭男(早大教授)の『ナチスの「手口」と緊急事態条項』(集英社新書)で、緊急事態条項の問題性を2017年3月まで6回の研究・学習会を持ちました。
 第5期・第6期は、おりしもの「明治150年」・天皇代替わりの中で、日本近現代史の始まり(明治維新)と戦後政治史の研究・学習が必要と考え、先に戦後政治史をするとしました。テキストは上智大教授で市民運動を牽引する中野晃一さんの『右傾化する日本政治』(岩波新書)。他に中村正則『戦後史』(岩波新書)、中野晃一『私物化される国家』(角川新書)も参考にします。

本来自民党政治は保守・反動的な面と社会的平等性を保証することで長く政権を維持してきました。しかし1989年からのソ連・東欧の崩壊、バブルの崩壊の過程で急速に新自由主義政党へと変質し、中川昭一・安倍晋三など自虐史観の極右政治家が登場します(「創生日本」)。その後、憲法改悪論をまとめ、自民党綱領を改定し、「新右派転換」(中野晃一)を進めます。こうして旧来の自民党とは違う、新自由主義(資本が世界で最も自由に活動できる国)と国家主義(強い日本をとり戻す)の政権として第二次安倍政権が姿を現すのです。安倍政権の本質と、その強さと弱さを探るため、上記の著作を中心に、学問的営為を吸収できるよう研究・学習していきたいと思います。誰でも自由に参加できます。ともに研究・学習をしましょう。
主催:日本・ドイツ現代史研究会
連絡:阪神社会運動情報資料センター(尼崎市南塚口町2丁目38-6 090-9213-5291)

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