杉田育男さんをしのぶ会と 「人間を取り戻せ! 大久保製壜闘争の記録」上映会


イベント詳細

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6月9日(日) 13:00開場 13:30~
会場:葛飾 青戸地区センターホール/ (東京都葛飾区青戸5-20-6 TEL03-3601-7441 )
参加費
主催:全国一般東京東部労働組合大久保製壜支部/全国一般東京東部労働組合 (〒124-0003 東京都葛飾区お花茶屋1-18-11 田邑(たむら)ビル5階
呼びかけ人:雨宮靖行(元東部全労協事務局長・東水労)/五百蔵洋一(弁護士)/今井明(カメラマン)/江木義昭(元墨田区議)/岡本哲文(コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク・墨田労組連事務局長・
下町ユニオン副運営委員長)/奥脇敏幸(元連帯墨田)/笠井治(弁護士)/加瀬純二(下町ユニオン事務局長・江東労組連)/小谷野毅(全日本建設運輸連帯労働組合中央本部書記長)/清水洋(元国鉄労働組合千葉地本江東支部委員長)/東海林智(新聞記者)/鳥井一平(全統一労働組合特別執行委員)/中沢信吉(大久保闘争支援協・東京清掃)/平賀雄次郎(全国一般労働組合全国協議会中央執行委員長)/平野敏夫(ひまわり診療所医師)/藤本忠義(部落解放同盟墨田支部書記長)/松長源一郎(日本基督教団堀切教会)/松原明(ビデオプレス)/水谷研次(元墨田区労連)/山口文和(東部全労協事務局長)/山本裕子(下町ユニオン運営委員長)石川源嗣(元東部労組副委員長)/金沢新悦(大久保製壜支部委員長・東部全労協議長・東部労組副委員長)/岸本町雄(元東部全労協議長・東部労組前委員長)/菅野存(東部労組委員長)/
鈴木重春(大久保製壜支部書記長)/須田光照(東部労組書記長)/武田和治/長崎広(元大久保製壜支部副委員長・元東部労組副委員長)
連絡TEL03-3604-5983 e-mail:info@toburoso.org)

2024年2月15日杉田育男さん【写真 前列右から3人目】が亡くなられました。享年73歳でした。
障害者である杉田育男さんは、1975年のキリスト教会ろう城闘争から1994年までの19年間東部労組大久保製壜支部委員長として私たちの先頭にたって闘ってくださいました。
2008年に退職されるまでの37年間を三交替職場の労働者としてつとめあげました。37年間のうち21年9ヶ月が大きな労働争議であった大久保製壜闘争でした。
大久保製壜闘争は、職場、地域、全国の仲間に支えられ、ついに1997年争議全面勝利解決を実現し、障害者差別の撤廃など多くの労働条件の改善を勝ち取りました。
死はすべての人に訪れます。しかし、その人の生き方と死が、羽毛のようなろくでも無い軽いものであるか、
それとも残された者たちから心からその別れを惜しまれ、悼(いた)まれるものであるか。死んでなお労働者や民衆のうらみの的(まと)となり、
あれほど軽蔑される国の権力者さえいます。杉田育男さんの生き方は、かの者などとは比べようもない、
全国の虐げられた多くの障害者と労働者に勇気を与えた本当に価値のある生涯でした。世界の労働者階級から賞賛されてしかるべき人でした。
杉ちゃん杉ちゃんと職場、地域、全国の人々から愛された杉田育男さん、ご家族や組合員の哀しみはいかばかりかはかりしれません。
しかし、亡くなった人の価値を価値たらしめることができるのは唯一残された者たちの任務です。今、私たちは杉田育男さんをしのび、
その生き方に学び、杉田育男さんの志と闘いを少しでも引き継いで行きたいと決意しています。
以下のように、杉田育男さんをしのぶ会と「人間を取り戻せー大久保製壜闘争の記録」上映会を企画しました。
ぜひ杉田育男さんと親しかった多くの方に参加していただき、杉田さんの思い出を語って頂きたいと考えています。
また地域の多くの労働者や障害者、市民のみなさん、
大久保製壜闘争を知らない方々や職場に労働組合がなく苦労されている一般の皆さんに一人でも多く大久保製壜闘争や杉田育男さんを知って欲しいと心から願っています。
ぜひおいで下さい。

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