「みえない手錠をはずすまで」上映会を通して 狭山のイマを伝える

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【高槻11/29】狭山関西キャラバン

 狭山関西キャラバンは、狭山事件の再審を求めるため、関西地方をまわり講演・上映会・街宣などを行なっている。
 

11月29日、カフェ・コモンズ(高槻市)で狭山事件を題材とした映画「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」(監督・金聖雄)の上映会が行われ、20名が参加した。同作は、石川さんと、彼を囲む人々の日常が描かれ、「獄友」と並び、「狭山事件の現在」がまとめられている。
 

奈良で上映会を企画した青年は、第3次再審闘争が大詰めだと知り、関西キャラバンに参加。地元で上映会をやろうと奔走。なかなか協力者が見つからないなか、声をかけてくれたのが、宇陀の人たちだった。宇陀の住民と関西キャラバンが手分けして一戸一戸チラシを撒いた。
 

カフェ・コモンズは、政治に関心のある青年たちが運営を担っている。彼らがスタッフとしてかかわったため、上映会を機に狭山を知ろうとする青年が半数を占めた。
 

キャラバンは、「まず知ってもらうこと」を目標に、地道な活動を続け、「狭山の現在」を伝えている。
 

今後、茨木市(1月25日)、香川県高松市(2月8日)で上映会が予定されている。
 

狭山関西キャラバンへのお問い合わせは、sayama.kansai@gmail.comまで。(編集部・村上)

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