11月16日夜、高円寺駅北口広場に香港民主派支援を訴え、40人が集まった。黒服に身を包み、香港連帯の意志を示すヘルメットやマスク姿の者もいる。主催者による香港の現状解説の後、現地からの電話中継やマイクリレーなどが行われた。
これは日韓有志による共同の呼掛けから始まった行動だ。国際連帯の意思表示を国際連帯を以て行うことの重要性を再確認させられた夜だった。
当日の半数以上は日本人と韓国人だったが、香港人や中国人、台湾人の参加者も見られた。香港における民主主義の危機を、隣人として、何より我が事として捉えている証左だろう。繰り返される下手な広東語のシュプレヒコールと、調子外れな「願榮光歸香港」の歌声。どんなに拙くとも、彼らの声は香港の人々を勇気づけたはずだ。 (無政府主義者・東京 I・I)