【報告】日韓の若者有志が声明を発表 京都で街頭行動
街頭宣伝報告 怒りながらアピールする私
9月14日、京都の四条河原町で朝鮮半島植民地支配に対する謝罪と賠償を求める街頭宣伝を行いました。青年の参加者は14名と多く、歩行者の注意を集めた成功的な街頭宣伝であったように思います。応援してくれる声もちらほらあり、予想と異なり文句をつけてくる人はほぼいませんでした。
個人的な話ですが、私は街宣で話すと最初の方は冷静に話すのですが、だんだんと怒りが湧いてきて、キレてしまいます。なぜ、真っ当な要求をしているにもかかわらず、変な人たちという視線を向けられなければならないのか。なぜ、こんなにも行動を起こす人が少ないのか。私の怒り自体は否定すべきものではないと思います。ですが、これから運動をつくっていく上で、怒りながら街頭で話すのは、いかがなものかと改めて考えました。
日本は欧米などと違い、デモや政治的な活動に参加する文化の土壌がより不十分です。そのような中で、私たちは人々が参加しやすい運動をより一層意識し、工夫してやっていく必要性があると考えます。もちろん、人集めのための運動ではなく、あくまで原則を保持したうえでの参加しやすい運動を目指すべきだと思います。
私たちの力は小さく、社会に対する影響力は大きなものではないかもしれません。しかし、あきらめずに、一歩ずつできることをやっていこうと思います。
【抗議声明】
そもそも請求権協定の合意内容には、植民地支配への損害賠償の観点は一切含まれていません。
しかし、安倍政権は請求権協定によって個人請求権も消滅したと主張し、一方的に解釈を覆しました。この安倍政権の主張は、旧来までの政府見解との整合性すら持たない不当な主張です。
今回の問題の最大の背景は、日本が朝鮮半島の植民地支配に対して一度たりとも被害者らが納得する謝罪と賠償を行ってこなかったことです。私たち日本の民衆は、旧宗主国側の責任として、朝鮮半島の植民地支配に対する誠意ある謝罪と賠償を、韓国民衆が納得する形で行うことを政府に対して要求しなければなりません。
2019年8月 アジア共同行動関西青年部(AWC youth)・梅田解放区
賛同募集は「韓国への経済制裁の即時撤回ならびに朝鮮半島植民地支配への謝罪と賠償を求める」で検索。