暴動の肯定は貴重
酒井・原口対談は面白かった。原口さんの「叫びの都市」を読みました。笹島の件で私も取材を受け、掲載されています。釜ヶ崎のクリアランス(再開発)問題で、運動側も巻き込まれる状況下で、原口さんの「暴動肯定」、野宿者・日雇い労働者の立場に立った見解は貴重です。
ガリコさんの「イスラエルに暮らして」も大変貴重な情報で、マスコミからは知ることはできません。(名古屋市・大西豊)
先住民の闘いを
全体的に、反資本主義、反全体主義、(反天皇)的見地から「国」内外の状況について、報道してくれていることがいいのと、ニュースに加えて、居場所のことやその他の活動や取り組みについて書いてるのもいいと思います。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州の多くの土地に関しては、条約がなく売却もされていないにかかわらず、「カナダ」政府の所有地とされている場所が多くあり、先住民のWet’swet’en国のUnist’ot’enは10年間、この土地で生活を送りながら、ガスパイプラインの建設を止め続けています。(京都市・元井麻耶)
ホッとする「ノーム」
「ノーム」に久しぶりに行ってみて、すこぶる良かった。「ほっとする」そんな記事も大切だと思う年齢になったのかな(笑)。
深見さんの「入管法改悪」は、無知・無教養の僕には目からウロコでした。(長岡基浩)
まつだたえこさんの単行本は面白い
『貧困さんいらっしゃい』おもしろく読みました。自分のこと、病のこと、距離をもってみること、それを笑いにまでもっていくというのはなかなかハードルが高いですね。
私は双極性障害ですが、作業所では一番年齢が高く、部分入れ歯の具合が悪くて休んでいるのですが、そのことをカミングアウト(!)できません。若い人に対するとき、「昔は」といえず「以前は」と言ってしまいます。役者が入れ歯をガバっと外すシーンなどみると、すごいなァと思います。松田さん本人の姿の絵は、躍動感があっていいですね。(須磨区 M子・72才)