9/27 天皇代替わりと民主主義の危機

永続する?!天皇制廃止に向けた行動を

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 9月27日、「天皇代替わりと民主主義の危機」集会がエルおおさかで行われ、約170人が参加した。来年5月1日に予定される天皇の代替わりが、天皇制を永続させるとして反対する枠組みを大阪で広げるため、「天皇代替わりに異議あり!関西連絡会」が昨年から結成され、準備されてきた。

 天皇制への批判は日本社会から消えかけているが、アジア侵略戦争の最高責任を何ら果たさず、身分制度の頂点の天皇制は廃止する必要がある。しかも一連の退位発言は、天皇の政治的行為を禁じた憲法への違反である。

 メイン講師で九州大学名誉教授・憲法学の横田一さんは、人権を守ることがいかに重要かを説き、それには憲法の機能=国家権力を縛ることが最も大切だと語った。いまだ三種の神器を抱えて、神の子孫として立ち振る舞っている「天皇教」こそは、その「人権」の対極にある存在だと力説した。

 主催者の寺田道男さんに思いを聞いた。「憲法改悪や辺野古の基地建設には反対でも、天皇制には反対しない人が運動内でも増えている。直接戦争を指揮した昭和天皇と異なり、戦争責任の追及がやりにくくなり、身分差別への批判意識も弱まっているからだ。だが天皇制の問題は変わらない。年末には新元号発表、最後の天皇誕生日、退位・即位の儀と、来年に向け代替わり儀式が激化していく。多くの人に届く言葉や手法で反対行動を続けるで、ぜひ多くの方に協力をお願いしたい」。  (編集部・園)
 

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