私たちの友人が、5月22・23日に道路交通法違反の容疑で京都府警交通指導課に逮捕された。
この逮捕は彼らが2月25日に、京都大学付近の百万遍交差点路上にコタツを持ちだし座り込んだ行為によるもの。
警官の注意を受け、歩道に退去したため、交差点に座り込んだのは5分間。現行犯逮捕もできたはずだが、3ヶ月経ってからの逮捕。
彼らは、府警からの呼び出しに応じ、身元を隠していないにもかかわらず、勾留された。しかし、勾留延長の請求は裁判所によって却下され、5月24日夜に釈放。逮捕の不当性が明らかになった。
これは人権侵害であり、京都府警および京都地検に対し、断固として抗議する。
また、一部の報道機関は彼らの氏名、住所、年齢、性別等の個人情報を公表した。被逮捕者はその時点では「被疑者」であり、犯罪事実は不確定。実名報道により、無実の人物が犯罪者のように周知されるのだ。こうした報道に対しても強く抗議する。
これらの問題への注目と、不利益を被った彼らへの支援を呼びかける。
2018年5月28日 「百万遍こたつ事件」救援会https://kotatsu-jiken.tumblr.com/