【人民新聞弾圧】各界からの 抗議メッセージ(2)

抗議声明賛同500人超!(12/27に保釈要求書として神戸地検・地裁に提出)

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支配階級に都合の悪い ものをつぶす弾圧 匿名希望

 私は生活保護基準引下げ違憲訴訟の一原告です。政府は生活扶助相当CPIという手法を厚労省に創作させて、生活保護受給者の消費物価が4.78%も下落したという統計数値をひねり出し、これに連動させて生活保護基準を引下げてきました。

 また「自助・共助・公助の原則」や「劣等処遇の原則」によって、これまで社会保障闘争が獲得してきた諸果実を、実質的には産業資本主義段階の「新救貧法」の時代にまで後退させてきました。これと同様に、支配階級とその政府は自分たちの階級的な利益を貫徹させ、自分たちにとって都合の悪い組織・運動をつぶすためには、どのような物語をもでっち上げ、警察権力を使った弾圧を行ってくるものであることを認識せずにはおれません。

 これをひとたび許容するなら、すべての人権運動に対してファッショ的な抑圧が掛けられるであろう際にも、私たちの側の有効な反撃の態勢をとることも難しくなると考えざるを得ません。このような理由から、私は警視庁・兵庫県警・生田警察署に抗議し、人民新聞社による「抗議声明」を支持します。

私たちはどう考え、どう行動するのか 乱鬼龍

 人民新聞が「新左翼」として創刊された頃から、長い読者でもあり、時々原稿も書かせていただいた縁でもあります。今回の弾圧は、反動路線を一層強めようとする安倍政権が、一層言論弾圧、表現、報道などを弾圧する姿勢を強めてきたことの、ひとつの証左でもあると考えます。

 そのことに対して、私たちはどう考え、どう行動するのか、しないのか、より鮮明に問われていると思います。人民の敵・「人民新聞弾圧」に抗議する!

たゆまぬ心意気に連帯します 外京ゆり

 高知県 四国で反被曝・反原発市民運動をしている外京(げきょう)と申します。10年前の高知県東洋町での核ゴミ騒動のときに記事を書かせていただきました。

 強権的な現政権のもとで、標的にされたことに、お見舞い申し上げます。このような政治状況下では、いわれなき嫌がらせや弾圧が続くでしょうが、貴社のたゆまぬ心意気に、連帯のメッセージを送らせていただきます。

かつて関わった者として看過できない 栗田隆子

 人民新聞にかつて所属し、そして辞めた身としては、私のやりたいことと人民新聞の方向性が同じとは思ってないし、相変らず人民新聞はマッチョだとも思う。だけど、だけど、だけど!!

 不当な家宅捜索、そして編集長不当逮捕というこの件に関して看過することは、できない。

 こんな形で潰されることは、全くもってあってはならない。それこそ圧倒的マッチョ=警察権力の暴走を許してはならないのだ。

一人一人が声を上げ続けよう イダヒロユキ

 編集長/人民新聞への不当弾圧。こういう時代に口をつぐんではますます弾圧が広がります。一人一人が声を上げ続けることが大事ですね。慰安婦問題で偽情報が平気でメディアで垂れ流されていることも同根です。嘘が「真実」になり、真実を言うと弾圧されたり非国民扱いされる。

独立系メディアの役割は重要だ 常野雄次郎

 人民新聞社および編集長を支持し、警察を糾弾します。大手メディアが御用宣伝機関に過ぎない状況で、独立系メディアの役割は重要です。人民新聞は被ばく問題やジェントリフィケーションを特集するなど、独自の姿勢を貫いてきました。編集長解放に向けて、人民も「返せ!」と言っていかなくてはいけないと思います。

民衆からの分断狙った政治弾圧 福岡市民救援会

 今回の人民新聞社弾圧は、あまりにも見え透いた不当な政治弾圧である。

 罪名からして、詐欺罪という民衆からの乖離─分断を狙っている。自分が利用するために、自分の名義で口座を開設する、これのどこが犯罪に該当するというのだ。そのでっち上げを完成するために全国各地でガサをかけているという。初の共謀罪適用を狙っての策謀でもあろう。

全国一斉の反撃として,横議横結して闘おう! 運動への共謀罪適用の予備的動き 自由労働者連合

 人民新聞社への弾圧を私たちは強く糾弾します。人民新聞社への弾圧は言論の自由の否定であり、全ての社会運動への共謀罪適用の予備的な動きであると私たち考えます。権力が報道機関の活動や社会運動の委縮を狙っていることは明らかです。私たちは「人民新聞」編集長の即時釈放、全ての押収品の即時返還を求めます。 

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