英紙ガーディアンが9月14日、以下のことを報じた。ブラジルの捜査当局は「リオデジャネイロ五輪と東京五輪招致に買収疑惑あり」との結論を出した。両五輪の招致委員会から、当時国際オリンピック委員会委員で国際陸連会長だったラミン・ディアク氏(セネガル)を父に持つパパマッサタ・ディアク氏に対し、多額の金銭が渡った可能性があると結論づけた▼2013年9月、安倍晋三はブエノスアイレスで福島原発について「状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ…今後とも、及ぼすことはありません」と発言、五輪を招致した。その7月と10月に、招致委員会から金がディアク側に渡っている。これは着手金と成功報酬である▼ブラジル捜査当局は9月5日、ブラジル・オリンピック委員会のヌズマン会長から事情聴取し、会長宅などを捜索している。対して日本では、新聞などまったく報道もしない。ガーディアンは「ブラジルの今回の暴露によって、日本に対する調査が再開され、どのようにして東京が五輪開催権を獲得したのかその過程が解明されるだろう」というが、日本の司法が自ら動くことはない。そしてアベは、加計学園補助金詐欺隠し+五輪買収隠しで総選挙である。日本政治はここまで腐敗している。(n)