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人民新聞は、「もうひとつの世界が見えてくる」のスローガンを掲げ、現実の運動の中に身を置きながら、資本主義を超えようとする実践を紹介し、社会運動相互のコミニュケーション手段であり続けようと努力してきました。
時代の変化とともに記事のテーマは変化してきましたが、基本姿勢は変わりません。それは、
（1）階級的視点を堅持し、中立ではなく人民の側から世界を描く。
（2）世界の若者の闘いに希望を見いだし、国際主義を堅持する。
（3）現実の運動の中に身を置きながら、双方向のコミニュケーション手段であり続ける。
です。
編集部は、変革期にある現代から未来を展望する人々かに求められているメディアの役割を担うため、強い決意で自己変革を遂げます。
その目標は、（1）存在基盤を強化し、（2）少数の専従者によるのではなく、多数の半専従者による制作・発行へと移行します。そのなかで（3）世代交代を見越して中長期に持続可能な体制を作りあげることです。
こうした目標に向けて、事務所拠点を茨木市に移し、関西諸団体・グループとの連携を作り直すことにしました。全国各地の読者・活動家の再組織化のため、全国ツアーも行う予定です。ぜひ皆さんから企画の提案、紙面へのご意見、新規読者を増やすご協力をお願いします。
今後とも人民新聞をよろしくお願いします！
事務所移転 夏期カンパのお願い
「資本主義社会の根本的変革が先か、人類滅亡が先か」という大変革の時代を迎え、私たちの力はあまりに微細であることはわかっています。しかし、小さな私たちだからこそ共感の力で協働する能力を育んできたし、育み続けています。各地で起こっている運動を横へ横へとつなげ、権力の横暴と闘う新聞として再建していきたいと願っています。編集部は、今後も「読者会」を継続し、再編を続けます。
（郵便振替口座:00950-4-88555）