日印原子力協定を承認・批准しないことを求める請願署名にご協力をお願いします。
2月24日、政府は「日印原子力協力協定」を、承認案件として国会に提出した。強く抗議する。
日本は、唯一の戦争被爆国として「核廃絶と不拡散へ向けた国民の努力」を基本方針としてきたが、同協定の署名・批准は、完全にこれに逆行する。インドは核拡散防止条約(NPT)未締約でありながら、2度も核実験を強行した。同協定は、インドに使用済み核燃料の再処理とウラン濃縮なども認める一方、再核実験時の協力停止条項は 不明確である。
また、原発メーカーである東芝、日立は、経営不振から原発輸出策見直しに踏み込まざるをえない状態であり、世界における脱原発の流れは止めることができない事態に立ち至っている。
福島原発事故後の「原子力緊急事態」が続く日本が原発輸出を推進することは、人類の社会正義に反する。だからこそインドの原発建設予定地の住民たちは、「日本は原発事故を輸出するな!」と叫び続けるのである。日印原子力協力協定を承認・批准しないことを強く訴えます。
◆署名用紙は以下のサイト
http://nonukesasia-forum.org/japan/archives/582