<第六話・「女子力」に踊らされるな!>

【浦島オバさん太郎の日本すごくない】  私は以前、何人かで食事に行った時に焼きそばを皆のお皿に取り分けた。すると一人の若い女子に「わー! 女子力高いですねー?」と言われたことがある。   「女子力」ってなんなん? 私が日 …

【NO!安倍農政】種子法廃止と規模拡大化 は亡穀への道  宮城県・船形山のブナを守る会代表世話人・小関俊夫さん―聞き手 編集部・山田

6月の参院選、東北地方では、6選挙区中4県で安倍自民党候補が落選した。3年前の前回参院選でも同様な傾向が見られ、農家の根深い安倍農政への不信があることが見て取れる。宮城で出会った小関さんに、種子法廃止と大規模化について話 …

あまりに杜撰な 被告=県警の反論

国賠訴訟(第5回)報告  本紙編集長が不当逮捕され、兵庫県警が事務所を家宅捜索、名簿やパソコンを押収したことに対する国賠訴訟の第5回裁判が、大阪地裁で行われた。前回は被告兵庫県警の準備書面への反論を原告弁護団が行った。今 …

【東京五輪の返上を】嘘で固めた近代オリンピック 神戸大学大学院国際文化学研究科教授 小笠原博毅

【連載】第2回 クーベルタンは、マッチョ筋肉主義者  クーベルタン男爵は、国境、人種や民族の境を超えて、スポーツによって友愛精神を築き上げるために、古代ギリシャで行われていた宗教儀礼であるオリンピアを、近代に再興しようと …

【言わせて聞いて】

天皇は私たちの ように贖罪を  私は刑務所の中から日韓の諍いを見ていて思うのですが、なぜ日本は国家としての責任を果たそうとしないのでしょうか? 天皇は元首であり、戦争全体を統括しうる立場にあり責任だけ免れるというのは、虫 …

【韓国光復節】「二度と日本に屈しない」植民地支配への謝罪と賠償を求め大集会

安倍政権の歴史歪曲、報復経済制裁に抗して 昨秋の「徴用工」判決から本格化した安倍政権の韓国敵視政策は、メディアを総動員して社会を覆い、輸出規制の「ホワイト国」から韓国を除外した。朝鮮半島を植民地支配した不当性を問わない日 …

【ぷりずむ】

 暖気と寒気がぶつかると、そこに前線が発達して雨が降る。ときには線状降水帯などになって尋常ならぬ大雨を降らせ、各地に災害をもたらす。気象も二極化すると破壊的作用をもたらす。牽強付会にすぎるかもしれないが、社会の二極化と気 …

閉塞の深まる職場 社会構造の改善を 京都府 森宮 純

【連載】 若者~ロスジェネ世代の労働と社会の責任(1)  就職氷河期世代=「ロストジェネレーション」や「ひきこもり」が再注目されている。政治による救済対象としてや、殺傷事件との関連などで報道されがちだ。しかし、個々の人生 …

【バリアのない街】医療福祉についての政策を求める 介護現場の人々 遙矢当(はやと)@Hayato_barrier

 「車いすの人が当選したら、どうしますか?」―私がそう問うた瞬間当惑した職員の顔が忘れられない。30年前、小学校の社会科見学で国会に行った時のことだ。今夏の参議院選挙で30年前の問いの答えが出た。   「れいわ新選組」が …

【文化欄】Iターンする若者たち(4) 都会のキャビンアテンダントが ノリで田舎のヨガインストラクターへ転身 斉藤 純子さん 聞き手 編集部 矢板 進

 同じ美山でも、地域によって状況は異なる。今回はその厳しさの一面も聞くことができた。福島原発事故をきっかけにIターンしたというヨガインストラクターの斉藤さんは、田舎暮らしを始めてからヨガに対する考え方が変わってきたという …

韓国へのヘイトを繰り返す人が なぜ選ばれたのか 滋賀県総合企画部 人権施策推進課参事 田中 良平さんインタビュー

滋賀の人権フェスタ 講師に八代英輝⁉ 市民が抗議  9月28日、第11回「じんけんフェスタしが」が、滋賀県と滋賀県人権啓発活動ネットワーク協議会が中心となり、近江八幡市文化会館で開催される。「いろんな笑顔が …

【イスラエルに暮らして】パレスチナ攻撃を批判しない国際社会 民主主義に恐怖する帝国主義の暴力 イスラエル在住 ガリコ 美恵子

選挙敗北・起訴を恐れるネタニヤフ パレスチナ市民の住宅を爆破 撤去費用を家主に請求  9月17日にイスラエルの総選挙が再び行われる。4月の総選挙で、ベンジャミン・ネタニヤフ率いるリクード党は120議席中35議席を獲得して …

【浦島オバさん太郎の日本すごくない!】<第五話・自転車>

 今のところ、日本は治安の面ではまだ「安全」であると感じる。なぜって歩いていて突然突き飛ばされ、カバンを盗られたりすることは、イギリスに比べれば少ないと思う。車の中から急にカバンを引っぱられたり、エレベーターの中で押され …

【メンズリブ】実践に学ぶ 社会運動に非暴力は可能か 中村 彰さん(NPO法人SEAN理事。ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン運営スタッフ)インタビュー

社会運動の場において、異なる立場の人を包括し、問題が起こっても非暴力で乗り越える方法はあるのだろうか。好戦的、権威主義的な態度を排した問題解決の方法を学ぶために、メンズリブなど非暴力の運動に携わった人に話を聞いてみた。第 …

埋め立て工事を止める沖縄の闘い 辺野古カヌー隊、ジュゴンの海店長 金治明

ジュゴンの海通信より要約転載 辺野古新基地問題の原点 怒りの県民大会から25年  1995年沖縄で、海兵隊員3名が小学6年生の女子児童をレイプした。米軍は日米地位協定を盾に、犯人の引き渡しを拒否。沖縄人民の怒りは爆発し、 …