市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺悦司 九州電力の川内1・2号機、四国電力の伊方3号機に続いて、関西電力は高浜3・4号機の再稼働を行った。裁判所もまた、住民の安全を全く無視する福島事故以前の「原発安全神話」の無 …
視点 論点 「教育の価値付け」から議論しよう
下地真樹(阪南大学経済学部准教授) 注目を集める大学の高学費・奨学金問題 近年、大学生の学費負担、奨学金の問題が注目を集めています。低額ないし無料が一般的なEU加盟諸国の学費に比べると、年間百万円前後を必要とする日本の …
時評・短評 私の直言 「普通コンプレックス」押しつける 世間のプレッシャー
じゃこおろし 「大人の発達障害」がにわかに世間の耳目を集め始めている。「大人の発達障害」に関する書籍が本屋の店頭に並び、恐らく大人向けであろうADHDの診断を促す車内広告が登場し、マスメディアでも発達障害の特集が組まれ …
占領50年の報告~独立には何が必要か~
ガリコ美恵子 高まるトランプ批判の声 イスラエルがパレスチナを占領して、50年が経つ。この50年間でイスラエルは東エルサレムに15箇所の入植地を建設し、20万人のユダヤ人が移住。西岸地区には127箇所の入植地を建設し、 …
各地のムーブメント 国会前を占拠しよう!
神戸・脇浜義明 共謀案が議会を通過しました。しかし、私たち主権者は承認していません。本当の決定権は私たちにあるのです。 この逆立ちした状態は、民主主義と平和(どちらも表面的で欺瞞的ですが、建前にしろ、重要視されるこ …
各地のムーブメント 「アベ政治を許さない」缶バッジを置いたカフェに公安の嫌がらせ
徳島大学学生・M 「アベ政治を許さない」と文字が入ったバッジをご存知だろうか。デモや集会の場では鞄や帽子につけられているのを見かけるだろう。横断幕やTシャツと比べ、手軽に意思表示ができることから首都圏を中心に全国に普及 …
各地のムーブメント 自著紹介 沖縄戦後民衆史―ガマから辺野古まで
同志社大学嘱託研究員 森宣雄 歴史には試練のときのめぐりがある。いまもまたそうだろう。むごいこと、痛ましいことがらがさまざまな場所で次々に人を襲っていることを聞く。そんな試練をどう乗り越えていったらよいだろう。 『沖 …
安倍政権の棄民政策を問う(2) 自主避難者が国会で証言 自主避難者が国会で証言
フリージャーナリスト 西中誠一郎 復興相を追及して「自己責任」発言を引き出したのが、フリージャーナリストの西中誠一郎さんだ。「自主避難者」の住宅無償提供打ち切り問題を取材してきた。衆参両院で今村大臣の問題発言を巡り質疑 …
ぷりずむー1618号
奈良と大阪は生駒山系が隔てているが、その山筋を大和川が横切っているあたりに亀の瀬という一帯がある。ここは地すべりを起こして、過去に何度も大規模災害が起きたそうだ。地すべりによって大和川がせき止められてしまうと、奈良側に …
6/4 基地は被害と加害の両面 美しい自然に戦争の拠点は不要
編集部 園 良太 6月4日、「米軍Xバンドレーダー基地撤去! 京丹後市は住民の自治と安全・安心を守れ! 京丹後を東アジアの平和の発信地へ! 京丹後総決起集会」とデモが行われた。京都、大阪、神戸からもバスで大勢がかけつ …
【連載】共謀罪と弾圧・救援運動の経験共有 弾圧による運動の萎縮 内部分裂を克服しよう
編集部 園 良太 前号で、共謀罪反対の中で具体的な不当逮捕と救援運動の事例を共有することが大事になると書いた。そこでまず私の経験の概要をお伝えする。 一度目の弾圧は2008年の「麻生邸リアリティツアー弾圧」。当時の首相 …
ひきこもり名人 勝山 実のポンチ 割引きクーポンの有無は大きいぞ
ひきこもり名人 勝山 実 ファミリーレストランのレシート(レジから吐き出されるヒョロヒョロ長いやつ)には、たいてい次回お店で使える割引きクーポンがついています。これでドリンクバー(飲み物おかわり自由)が、199円から7 …
韓国の今 第4の権力=市民権力に支えられる文在寅新政権
在日韓国研究所代表 金 光男 5月9日、文在寅民主党候補は、当選と同時に新大統領に就任しました。通常は大統領当選後2カ月の政権移行期があるのですが、朴槿恵前大統領の罷免に伴う早期選挙だったためです。この日以降、韓国の国 …
パレスチナへの侵略・人権侵害が世界的反感招いたイスラエル
アリ・アブニーマ/4月28日「電子インティファーダ」 翻訳・脇浜義明 米国最大のユダヤ人団体で新イスラエル・ロビーの「名誉毀損防止連盟」(ADL)と、元政府顧問ギリ・グリンスティンが創設したリュート研究所は、合同で作成 …
勉強を続けることが侵略や障害と闘うこと
サラー・アルゲルバーウィ(ガザ居住のフリーランスジャーナリスト、翻訳家)2月8日「電子インティファーダ」 翻訳・脇浜義明 16歳のワラーは教室の窓の近くには座らない。彼女は、ベイト・ハーヌーンで国連が経営する中学校の生 …