今年は世界中で経済も政治も矛盾が深まり世が大きく動く。同時に日本では、支配体制の揺らぎを天皇代替わりの諸行事と天皇礼賛で覆い隠そうとするだろう。日本の方がずっとひどい状況なのに、フランス人は立ち上がり …
阪神大震災24年 神戸市役所前集会
阪神大震災24年目となる1月17日、兵庫県各地で多くの追悼式が行われた。神戸市役所前では、被災者支援を求める「1・17追悼・連帯・抗議のつどい」が開かれた。震災後、神戸市をはじめ行政は、避難所や仮設住宅から被災者の追い …
【連載19年入管法改正】入管体制最後の大博打 最終回 深見 史
これまで見てきたように、絶えざる労働力不足に苦しみながらも、入管法は一貫して「労働力不足を補うために外国人労働者を入れる」ことを忌避してきた。そのため、実体は労働者であるにもかかわらず、「本当の労働者ではない」立場の外 …
【バリアのない街】医療介護の世界での外国人受け入れの現実 遙矢当(はやと)@Hayato_barrier
「ハヤトさん、7番にお客さまから外線が入っています」―その声は、日本人より流暢で正確な日本語を発音する。今、私の会社では、外国人介護士受け入れの準備としてベトナム人女性を受け入れている。 彼女は、ベトナム在住時代に優 …
アラブ地域当事国対話へ向けた人民の国際連帯を 重信房子
(1) 覇権再編の攻防 オバマ時代の米国中東外交政策をひっくり返したトランプ政権のために、2018年はイスラエルとサウジアラビアの暴政が続いた。エルサレムをイスラエルの首都として米大使館移転を強行したトランプ政権は、中 …
インド人労働者が全土で2億人ストライキ アニッシュR・M 翻訳…脇浜義明
2014年に圧倒的対多数票で成立した極右ヒンドゥー教至上主義のインド人民党モディ政権。独裁政治と反労働者的政策に対して、2018年9月、全国スト。今年1月8~9日にも1億5千万人規模の全国ストが闘われた。12カ条の要求 …
反戦川柳句集―「戦争したくない」 乱鬼龍
川柳作家であり、東京を拠点に原発・反戦をテーマにしたむしろ旗を高く掲げ、「川柳デモ」を行う乱鬼龍(らんきりゅう)さんが句集「反戦川柳句集」を発行した。 2010年の「がつんと一句―ワーキングプア川柳」、13年の「原発 …
【2019年 新春討論・後編】 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)・原口剛さん(神戸大学准教授)対談
前号では、世界の情勢と資本主義の危機的状況について意見交換されました。後半では、これまで当たり前と思っていた生活のあり方や常識を見直し、どのような新たな運動を切り拓けるかを中心に、活発な討論が続きました。それは、「デザ …
【ぷりずむ】
マイケル・サンデルの白熱教室2018で、サッカーのロナウド選手が教師の2千倍の年収を稼ぐのはフェアなのか、という議論がなされる。彼は努力しているし素晴らしい才能があるからとか、多くの人に感動や夢を与えるから高収入は正当 …
【12・25大阪入管】キャンドルアクション 編集部・ラボルテ
「ありがとう!」「メリークリスマス!」という声が大阪入管の中から夜空に響いた。抗議行動のコール「大阪入管は仮放免だせ!」「長期収容をやめろ!」に対する被収容者の応答だ。12月25日、クリスマスに「大阪入管前キャンドルア …
【連載19年入管法改正】入管体制最後の大博打 その3 深見 史
「技術移転」の建前を投げ捨てた技能実習制度 2012年、外国人登録法が廃止され「新たな在留管理制度」が始まった。2013年、ジェトロ(日本貿易振興機構)が、不振が続く対日投資改善のために提言を行い、それに即答する形で、 …
【ポーランド気候変動会議(COP24)】 ピート・ドラック 翻訳…脇浜義明
昨年12月のポーランド・カトヴィツェの「気候変動会議(COP24)」で全員一致でパリ協定が再確認された直後、カナダのトルドー政権は45億ドルを化石燃料産業に資金援助、パイプライン購入にも数十億ドルを投入した。COP24 …
【イスラエルに暮らして】スリランカ内戦での民間人虐殺拡大・激化させたイスラエル政府 イスラエル在住 ガリコ美恵子
イスラエル人権派弁護士らが内戦への軍事的関与を告発 2016年、イスラエルの人権弁護士イタイ・マックとイスラエル人左派活動家8人が、政府を裁判に訴えた。目的は、2002年から2011年にかけての、イスラエルとスリランカ …
【視点 論点】「奴隷法」と専制政治へのハンガリー人民の反乱 編集部 脇浜義明
2010年、ハンガリーで極右のヴィクトル・オルガーン政権成立、日本の反動勢力と同様、議会の3分の2を占め、好き放題をしている。移民排外を掲げて登場した極右政権を嫌って、皮肉にも西欧へ逃亡する移民が数十万人規模に達してい …
今年も闘いは続きます!不当逮捕裁判は最高裁へ上告
17年の本紙編集長の不当逮捕に対し、昨年12月11日、大阪高裁は控訴を棄却。私たちは法廷で強く抗議し、即座に最高裁へ上告しました。 また、新聞社家宅捜索に対する国賠訴訟は、2月6日に第2回期日を迎えます。12時半から大 …