【ぷりずむ】

 NHK名古屋制作のドキュメンタリー番組の中で、ある特殊詐欺グループのリーダーが「高齢者の懐で眠っているカネを引きずり出して、それをわれわれが銀座で使えば経済が回って成長に役立つ」と得意げに言っていた▼ゴミの島(夢洲)に …

【森友裁判一審判決】真相究明を阻む不当判決 森友学園問題を考える会 廣瀬 正明

売却額不開示は違法だが 地下埋設物の非開示は適法とする  木村真・豊中市議が「土地の売却価格等の公開」を求めて大阪地裁に提訴(2017年2月8日)。これを契機として「森友学園問題」が広がった。その後、土地の売却価格が開示 …

迷惑千万 G20大阪 配達員 Aさん

交通規制で食料配達員が悲鳴  大阪府警は、6月28日~29日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される「G20(20か国地域首脳会議)」とその前後1日ずつの4日間、6月27日~30日の期間に阪神高速(阪神高速道路) …

【天皇制を考える】私見 部落差別と天皇制 狭山再審を求める市民の会・こうべ 高橋 亮也

意見特集(10) 部落解放闘争を闘う現場から  「貴あれば賤あり」という。天皇制と部落差別の関係を端的に表す言葉であるとされる。これに対して「天皇制の下での平等」とのイデオロギーが対置される。論争はここから始まる。   …

【記者の目】水平社博物館前差別街宣事件を引き起こしたネット上差別

 国内のインターネット利用者は1億人を突破し、世論を形成する主要な媒体だと言える。2000年代に入ると、ネットでは被差別部落に対する偏見が煽られ、容易に拡散される、部落出身者へのヘイトが氾濫する時代となった。匿名かつ法整 …

【文化欄】大阪発「ヤマトンチュ」バンドが、 沖縄民謡、ウチナーグチを継承する理由 天真爛漫☆健吉さん・いずみさん)インタビュー

連載:反戦をアートで表現する人々(3)(聞き手・編集部 村上)  1952年4月28日「日米安保条約」・「日米地位協定」の発効により、沖縄が日本から切り捨てられた。これに対し、4月28日は「沖縄デー」として集会やデモが行 …

【天皇制を考える】意見特集⑪ 言わせて聞いてへの投稿 大阪刑務所在監 桑原 俊也

元号でいちいち時代を刻む必要はない!   私の8年の刑期もようやく終わろうとしております。人民新聞には今まで励まされました。私もできれば平成の間に帰還したかったのですが、平成天皇が根性なしだったので令和までかかってしまい …

【アイルランド】イスラエルからの入植地 製品輸入禁止の法案 出典:キーラン・ティアニー 電子インティファーダ  2019/4/10 翻訳 脇浜義明

米国議員らが廃棄圧力 アイルランドの議員たちは、占領地西岸地区のイスラエル入植地の産品を輸入禁止とする法案を破棄せよと、企業ロビイストから圧力をかけられている。1967年戦争でイスラエルが占領した土地の不法入植地で生産さ …

【北極】北極「温暖化の急上昇」 典:ジョン・クィーリ  コモン・ドリームズ2019/4/8 翻訳 脇浜義明

世界的乱気象の恐れ 大気温度の変化は 異常気象の決定的証拠  北極の温暖化を研究している欧米の気候学者は、最新の報告書で、地球全体に大影響を与える北極温暖化が急上昇している「確かな証拠」を発表した。  『北極気候変動の重 …

【靖国神社】抗議した香港人活動家の不当逮捕 長期拘留に広がる抗議

戦争責任追求への見せしめ弾圧 昨年12月12日、東京の靖国神社で抗議した2名の香港の活動家が逮捕・起訴され、勾留され続けている。裁判の法廷には右翼が押しかけ「極刑にせよ」と叫んでいるという。なぜ2人は抗議し、長期拘留され …

女性こそ政治に向いている 政治の場の男女半々「パリテ」を目指して

現役女性政治家、立候補予定者が語る  男女半々の議会を目指す「パリテ」。女性と政治との関わりや、「パリテ」の実現にむけて、5月24日、「茨木市立 男女共生センター ローズWAM」で、社民党副党首の福島瑞穂さん、日本共産党 …

「労働者の使い捨ては許さない!」大椿ゆうこ(社民党・参院選比例代表予定候補者)

 2月14日、「社民党全国連合 労働・女性・多様性・政策委員長」を務める大椿ゆうこさん(新・45)が、社民党・参院選比例代表予定候補者として擁立された。   大椿さんは、雇い止め解雇・長時間労働・残業代の未払い・パワハラ …

 <第一話:笑顔> 浦島オバさん太郎の日本すごくない! 大西ゆみ

ゆみさんは2016年4月、30年住みなれたロンドンから日本に帰国した。久しぶりの日本は「変わらない姿で自分を迎えてくれた」ような気がした。きっといい事があるだろう、だって日本は「すごい!」んだから!と、ワクワクしながら実 …

【贈呈本紹介】獄友-えん罪に抗うトークセッション 評者 編集部 谷町 邦子

「部落はこわい」と偏見で生きてきた人が、狭山を知って、変わっていった。     ――石川早智子  「第2回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西 報告集 獄友 えん罪に抗う トークセッション―それでもボクらはやっ …

【言わせて聞いて】

冤罪に思うこと  裁判官は予断と偏見にとらわれて誤った公判を行っている。証拠の証明をするか否かの判断や推認の範囲は、裁判官の判断によるところが大きく、上級審に行けば行くほど警察や政治権力の意向や社会的風潮に迎合する傾向が …