【イスラエルに暮らして】犠牲者の家族・葬列に 襲いかかる特殊部隊 イスラエル在住 ガリコ 美恵子

理由もなく尋問・拷問の末 虐殺 被害者宅を包囲する特殊部隊 自宅でできないお通夜  イスラエルが殺害したパレスチナ人の葬式には催涙弾がつきものだ。無実の場合でも、謝罪はおろか、遺族を攻撃する。   シルワン村のファーレス …

【香港】「暴徒はいない 暴政あるのみ」香港中文大学非常勤教師 小出 雅生さんインタビュー

【警察が大学を襲撃】攻防は年を越す  11月20日、香港当局は香港理工大学に立て籠もっていたデモ隊の制圧を発表した。理工大学の落城はデモ隊の勢いを大きく削ぐとの評価もあるが、あからさまな警察の暴力による被逮捕者・負傷者の …

【香港】中文大学 バリケードで応戦 全土で市民が連帯デモ 団結香港工人市民・日本札幌小組 小林 遥

 11月12日香港、5カ月以上延焼し続けている香港民主化運動は、香港中文大学の戦いでピークに達した。前日の攻防戦に続いて香港警察は、朝7時から大学キャンパスに不法侵入しようとした。  午後にはいると、香港警察の催涙弾、ゴ …

【時評短評私の直言】ナショナリズムを 飼い慣らすことができるか 阪南大学准教授 下地 真樹

歴史修正主義に毒される日本  2018年10月、韓国大法院が徴用工問題について、植民地支配の不法性を踏まえつつ個人請求権を認め、日本企業に賠償を命じる判決を出した。言うまでもないことであるが、事態の本質から考えても、昨今 …

【カタルーニャ 独立運動】カタルーニャ抗議デモで暴力を挑発 カタルーニャ市民より寄稿 Laura Palau Tuset 翻訳:脇浜義明

過激化するスペイン政府  カタルーニャは、独自の文化を持つスペイン北東の小さな地域で、中心地はバルセロナです。スペインからの独立を願い続けてきましたが、スペイン政府による不当な扱いが続き、多くの人々が独立運動に参加してい …

日本共産党が香港 民衆支持に路線転換 団結香港工人市民・日本札幌小組 宮澤直人

 日本共産党は、ついに「しんぶん赤旗日曜版」11月10日号で、鎌塚由美記者による香港民主化運動の現地ルポを掲載した。それはレ・ミゼラブルの劇中歌「民衆の歌」にはじまり、香港の民主主義と自由のための共同体について述べる香港 …

【時評短評私の直言】船員の目で見る 海自の中東派遣 元外航タンカー船長・ 戦没船を記録する会理事 柿山 朗

フィリピンは 日本の戦争被害国 警護されることで危険が増す  10月19日朝、マスコミは「政府は国家安全保障会議(NSC)を開き、日本関連船舶の安全確保のため、海上自衛隊の独自派遣に向けた検討を始めることを決めた。防衛省 …

【イラン・米】冷静なイラン指導部 合意離脱した米国に非あり鵜塚 健さん インタビュー

軍事的緊張煽るメディア  昨年5月のトランプ大統領「イラン核合意」からの一方的離脱に始まるイラン・米関係の緊張は、11月6日、ローハニ大統領の「地下施設でのウラン濃縮活動再開」の発表に至った。対立はエスカレートし、解決へ …

【イスラエルに暮らして】ヨルダンのパレスチナ難民子孫 国境で逮捕、獄中で瀕死に イスラエル在住 ガリコ 美恵子

「セキュリティ」の名の暴力 「ヒズボラと接触の形跡」と拘留 獄中で41日間抗議ハンスト  今、パレスチナでヨルダン国籍のヒバ・アルラバディを知らない人はいない。獄中でハンストを41日間続けた、パレスチナ難民の子孫である。 …

軍事予算を温暖化対策へ 気候変動運動は反戦運動と結合を マーチン・ハート=ランズバーグ 『エコノミミック・フロント』2019・10・2 翻訳:脇浜義明

米軍の温室効果ガス排出=世界1 世界最大の石油 消費者=米軍  軍隊は、空中で大量の温室効果ガスを排出する。ネタ・クロフォード(ブラウン大学・戦争費用プロジェクト共同責任者)は「国防総省の燃料消費と気候変動の関係」につい …

地球を救う政治求め3つの要求 スウェータ・チャウドリー 『カウンター・ファイアー』2019・10・15 翻訳:脇浜義明

ロンドン警察 市民集会を弾圧 温暖化、生物多様性喪失、人類存続危機、生態系崩壊に対し政府は有効な政策を講じない。これに抗議する非暴力市民直接行動運動「エクスティンクション・レべリオン」(XR)を警察が弾圧した。先日の高校 …

【時評短評 私の直言】グレタさんら若者の運動と原発推進の「パリ協定」高校講師・農業 大今 歩

 9月23日、ニューヨークの国連本部で「気候行動サミット」が開催され、来年本格始動する「パリ協定」の下で地球温暖化対策を強化する方向性を明確にした。この会議の主役に祭り上げられたのが、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさ …