2017年、ベルリン映画祭のオープニング作品となり、脚光を浴びた。第二次世界大戦時代フランスで活躍したギタリスト、ジャズマン「ジャンゴ・ラインハルト」の半生を映画化した。 時代は1940年代、ナチス占領下のフランス、 …
【文化欄】~BOOK CAFE を訪ねる~
ブックカフェ「Books×Coffee Sol.」は、京都駅八条口から東に歩いて7分くらいのところにある。メニューは、韓国テイストを中心としてどれもこだわりを感じられるものばかりである。手づくりの焼き菓子もあり、呑みに …
【文化欄】映画評 「港町」
2015年に映画「牡蠣工場」を発表した想田和弘監督が、新たに映画を撮った。「牡蠣工場」は、岡山の瀬戸内海の牡蠣工場で働く外国人技能実習生のドキュメンタリーだ。一切の解説なしでその実態を見事に描き出す、その精神に感銘をう …
【文化欄】アイリッシュパブ GNOME (ノーム)
<政治を語れる場をつくる>という強い思いを感じるインタビューだった。 京都の中心部にある「アイリッシュパブ GNOME(ノーム)」は、安全性や手作りにこだわったアイルランド料理の店である。アイリッシュパブといえば京都 …
【文化欄】居場所づくり カフェで青空古本市 「ひとはこのみのいち」
「学生は地域に出て人間関係の広がりを持つべきです」 徳島県のカフェ「weird(ウィアード)」の店先で青空古本市「ひとはこのみのいち」が毎月開催されている。 古本市のやり方をイラストや写真を使い説明した新書「一箱古本 …
【文化欄】みんな居場所を求めてる めだか古書店(西田店主)
若者が住むシェアハウスに学ぶ 「禍転じて福となす」と言ってしまっていいのか、母親の介護というある種、密接的な関係のなかで予想外のちょっとした運命的な拡がりを感じている、という。 「めだか古書店」の西田さんは、もともと …
【文化欄】連載:みんな「居場所」を求めている(4)~八百屋 フランク菜っぱ~
人とひとをつなげたい かつてフランク・ザッパというロックミュージシャンがいた。あまり音楽は聞いたことがなかったが、なかなかいい。転調の多用や言葉遊びなど実験的であり、また歌詞においては政治批判や社会風刺も多かった。そし …
【文化欄】〈痛み〉を短歌に変えて 新たな世界への展開を
いつか優しき風となるより 永遠に白き絶望 降らせていたし ─歌集『WHITE PAIN』 雪森ゆかりさんの歌集『WHITE PAIN』を読み返している。やはり痛い、と思う。さて人民新聞のどれだけの読者がこの痛みについて …