【参院選とネディア】自民「敗北」をスルーした 御用メディアの犯罪 浅野 健一(元・同志社大学大学院教授)

海外メディアが注目した「れいわ新選組」  韓国のMBCテレビの「MBCスペシャル」のプロデューサーとカメラパーソンが、7月18日から22日まで、参院選挙の特別番組を制作するため来日した。   取材班が関心を持ったのは、韓 …

「よそもの」としてコミュニティ ひとびとをつなぐお寺を担う 聞き手 編集部 矢板 進

文化欄 Iターンする若者たち(4) 寶泉寺  今回のインタビューは尼寺である。同じIターンでも、お寺ならではの地域への根ざし方がある。「由緒あるお寺を預かっている」という自負心と、壮大な歴史に向かうひたむきさが随所に感じ …

【執筆者募集】人民新聞に書き手として 参加しませんか?

 新聞発行を通して社会変革をめざす人民新聞は、常に社会問題に敏感であろうと努めています。そのためにはさまざまな視点からの見解が必要で、紙面には多様性が欠かせません。そこで、このたび、人民新聞では新たな書き手を募集いたしま …

【イスラエルに暮らして】イサウィヤ村と エチオピア系イスラエル人への弾圧 イスラエル在住 ガリコ 美恵子

「世紀のかけひき」和平案の、経済面に関する会議が6月26日、バハレーンで行われた。占領が破壊したパレスチナの経済を、周辺諸国が援助し回復させるという一方的な会議内容で、各地で抗議行動が起こった。イ当局は会議の3週間前から …

監視カメラの激増と高性能化 人間への信頼と共同性の回復が必要 箕面市議会議員・中西とも子さんインタビュー

吹田・拳銃強奪事件の逮捕から考える  6月、大阪府吹田市の交番で男が拳銃を奪い逃走する事件が起きた。犯人は翌朝に吹田の北隣の箕面市山中でスピード逮捕され、コンビニやイオンの監視カメラから逃走経路を解析したことが決め手にな …

[科研費裁判】杉田議員、研究軽視露わに

フェミニズム科研費裁判、第2回期日  7月30日、京都地裁で、科学研究費助成を受け日本軍「慰安婦」問題を含む研究を行っていた研究者グループが、自民党杉田水脈議員からの(1)ねつ造、(2)研究費不正使用との攻撃に、名誉毀損 …

シンママ応援団とよなか

シングルマザーからのSOSに応える 個々の実態に   即した支援  学校が夏休みに入ると給食がなくなり、家計の圧迫に苦しむシングルマザーが増えるという。   上野敏子さんは、発達障害の長男とダウン症の次男をひとりで育てて …

【香山リカ×戸田ひさよし】精神科医の立場からみる ヘイトが蔓延する日本社会(1)

人種差別・民族差別は心を破壊する 精神科医の香山リカさんと、元門真市議の戸田ひさよしさんは、ともにヘイトスピーチに対抗、カウンター行動を行っている。2人がヘイトが蔓延する社会について語る。(編集部) 戸:ヘイト汚染が進む …

【言わせて聞いて】

外国の運動に興味  フランスの市民運動と香港の運動の顛末に興味がある。フランスのストライキ、ドイツの香港活動家難民認定の記事を読みたい。職業差別の側面から見た、袴田事件についても取り上げてほしい。 小坂保行(金沢市)   …

【映画紹介】「存在のない子供たち」レバノン映画 女流監督 ナディーン・ラバキー(レバノン) 2018年カンヌ国際映画祭審査委員賞など受賞

悲しみと怒りのまなざしはどこに向けられているのか!難民少年ゼイン 悲劇のどん底に見える光とは  「僕を産んだ罪で、両親を訴えたい」―法廷でのこの衝撃的な少年の言葉で、この映画が何を描きたかったのか?が伝わってくる。ラバキ …

【編集一言】

 「地域で、狭山再審を求める行動を!」と呼びかけられている「狭山再審を求める定期アクション」を関西圏では神戸・滋賀・宝塚につづき、高槻でも始めます。第一回は8月18日・15~16時。JR高槻駅の南口で、ビラ配り・プラカー …

社会主義は、効力を発揮するためには、21世紀の現実的要請に応えるべき 翻訳:脇浜義明

(以下は、ギリシャ出身の政治学者C.J.ポリクロニューが、インド出身の歴史研究者・ジャーナリスト・評論家のヴィシャム・プラシャドに、最近特に米国で復活している社会主義(または民主社会主義)について、意見を聞いたもの。   …

【参院選東北】進む漁・農村破壊に渦巻く怒り 農協が支持する自民党を制す 秋田市議・倉田芳浩さんインタビューほか

秋田・山形・新潟・宮城で野党統一候補が勝利  参院選が終わった。投票率は5割を切り(48・8%)、与党が改選過半数を確保するという残念な結果だ。しかし一方で、1人区32選挙区のうち10選挙区で野党共闘候補が勝利。なかでも …

【ぷりずむ】

 山本太郎の選挙活動が脚光を浴びた。これまでなら選挙に出なかったであろう人まで掘り起こし、10人を擁立。2人の障がい者が代議士となった。大阪駅前演説会に行った。沖縄から始めた街頭演説会には多くが集まり、「そうだ!」と打ち …

自らの差別性の自覚を 仲岡 しゅんさん(元・大阪市立大学部落問題研究会)インタビュー

被差別マイノリティの連帯をめざす 弁護士として活躍しながら、人権問題に関する講演を行う仲岡しゅんさん。大阪市立大学の学生時代、「部落問題研究会」に入り、部落差別をはじめとするさまざまな差別について学んだ。   1960年 …