戦端開きかねない大軍事演習威嚇・挑発しているのはトランプと安倍政権

8・25『米韓合同軍事演習をやめろ!緊急抗議行動』

戦争あかん!ロックアクション・山川よしやす
 8月25日夕方、『戦争あかん!ロックアクション』と『シーサーネット(「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク)』の共催で、大阪市内の米領事館前で『米韓合同軍事演習をやめろ!緊急抗議行動』を行いました。40名を超える個人や団体・労働組合が参加し、市民に訴えました。

戦争挑発の米韓合同軍事演習

 朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)のグアム近海へのミサイル発射計画は、非難されなければなりません。しかし、意図的に朝鮮を国際的孤立に追い込み軍事的包囲で威嚇・挑発しているのは、トランプと安倍政権です。
 トランプ大統領は、朝鮮に対し「世界史に類をみない炎と怒りで報いを受けるだろう(8月8日)」と挑発し、8月21~31日、米韓合同軍事演習(乙支フリーダムガーディアン)を実施。米軍・韓国軍合わせて6万7500人を動員し、オーストラリアや英国、カナダなど7カ国の部隊も参加。マスコミは、「コンピューター指揮所演習」「規模縮小」などと宣伝していますが、その本質は朝鮮への先制攻撃など実戦的シナリオに基づく連携戦闘作戦です。
 演習に合わせて、米空母2隻、イージス艦10隻、原子力潜水艦3隻、戦闘機160機等が集結すると言われ(『週刊現代9月2日)、自衛隊も連動して米軍との訓練を行っています。
 一つ間違えば戦端を開きかねない大軍事演習強行こそ最悪の挑発行為であり、直ちに中止させなければなりません。

戦争あおる安倍政権

 中国やロシアは米国に慎重対応を呼びかけ、独メルケル首相は「軍事的な解決策はない。ドイツは軍事的でない解決策に積極的に関与する」と表明。韓国の文在寅大統領は、トランプ大統領に「朝鮮半島で再び戦争の惨状が繰り広げられるのは、決して容認できない」と明言しました。
 しかし安倍政権は、「朝鮮脅威」を声高に叫び、「さらなる行動を」「トランプ大統領と完全に一致」と、戦争法発動、集団的自衛権行使に動き始めました。小野寺防衛相は「存立危機事態にあたる」と答弁し、愛媛・島根・広島・高知4県に迎撃ミサイルPAC3を配備。9県202市町村を巻き込みJアラート(全国瞬時警報システム)訓練を実施。朝鮮のミサイル発射に合わせてJアラートを12道県で作動させました。まさにトランプ政権とともに戦争する構えを見せているのです。

さまざまな立場から市民にアピール

 抗議行動に準備したバナーは、「米韓軍事演習をやめろ!アベは戦争をあおるな!」「米韓軍事演習で北朝鮮を挑発するな!」の2種類。「北朝鮮」という用語について議論がありましたが、わかりやすさを優先して使うことにしました。
 みんなで米領事館に向け抗議のコールをした後、バナーのうち1枚を〝目立つように〟と御堂筋の外側に向けてアピールを開始。最初に「戦争あかん!ロックアクション」共同代表の服部良一さん(元衆議院議員)が「朝鮮を軍事的に挑発し、解決することなどできない。必要なことは対話することだ」とアピール。続いて、「シーサーネット」共同代表の柿沼洋輔さんが、沖縄新基地建設の問題も含めて訴えました。
 行動には多くの方が参加しました。「戦争をさせない1000人委員会@大阪」の山元さん、「STOP!辺野古新基地建設大阪アクション」の陣内さん、「韓統連(在日韓国民主統一連合大阪本部)」からは崔さん。関東からも「沖縄平和ネットワーク首都圏の会」の芦澤さんなど、それぞれの立場から市民へのアピールを行いました。
 今必要なことは対話です。幾百万の市民の命のことなど顧みず戦争挑発を行うトランプや安倍政権の言動を許してはなりません。たくさんの通行人が行き交う中、わたしたちの声は米領事館の中にも、沿道のみなさんにも届いたと思います。