共謀罪採決日、梅田で徹夜抗議

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6月14日、共謀罪法案強行採決に危機感をいだき梅田HEP前へ行きました。
日の沈むころ、抗議の声をあげる仲間が集まりました。
国会中継は深夜から早朝にかけてネットのみで配信されました。
私たち市民のアクセスが限られた条件で審議が進められたのです。
そこで人通りの多い梅田で「街頭テレビ」をうちたてました。
持ち寄ったスクリーンと小型プロジェクターで国会中継を流しました。
信号待ちの人々が眺めてくれました。
一旦国会が閉じ、再開を待つ明け方、50代とみられる男性が酒の入った状態で混ざってきました。「俺は国会にサリンを撒いてミサイルを撃ち込む!政治家は金儲けしか考えていない、許さない」と演説をはじめました。この時間帯の飛び入りは新鮮だったのと前日から続く座り込みによる疲労で、元気な彼に自然とアクションの役割が期待され、主張よりもそのテンションに場を委ねるかたちで一体感が生まれました。
15日早朝、再開された国会中継を囲み、強行採決を推し進める与党と議員を辞職して国会前に押し寄せた市民のなかへ入り抗議しない野党に、絶え間ないシュプレヒコールを浴びせつづけました。
始発電車に乗る人々へのアピールにもなりました。
集会も終盤となった7時ごろ、30代とみられる通りすがりの男性が「共謀罪は可決されてしまったのに集会に何の意味があるのか」と質問しました。
可決されてしまったからこそ、よりいっそう危機感を強め声をあげるべきなのです!ここで私たちが黙ってしまえば政権をとった人々のやりたい放題になってしまうのです!彼らはさらに私たちの不利益になる行動にでるでしょう。声をあげられない社会になる前に、あげられるうちに、たちあがるのです!(編集部・村上)

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