全国の原発 基準地震動 見直し必要 

                                                          ●島崎氏が陳述書を提出 大今 歩  6月8日、大飯原発3・4号機の控訴審(名古屋高裁金沢支部)の第8回口 …

ベーシックインカムは人間を自由にするのか

【講演】 第35回縮小社会研究会   国際NGOベーシックインカム地球ネットワーク理事・同志社大学教授 山森 亮 9月11日、京都大学にて「第35回縮小社会研究会」が開催された。テーマはベーシックインカム(以下、BI)。 …

ぷりずむー1592号

 先だって、ひさしぶりに貧血を起こした。電車に乗っていて、急に気持ち悪くなって途中下車して、駅のベンチでしばらく失神。冷や汗をダーッとかいて、手先などがしびれたものの、10分ほどして起き上がって、のろのろと約束の場所に向 …

中国 覇権国家への道進む

愛知大学名誉教授 加々美 光行  南シナ海への軍事進出、AIIB(アジアインフラ投資銀行)設立など、覇権国家への道を進む中国。一方で、環境問題・経済格差に対する「騒乱事件」が広がり、習政権は決して安定政権とはいえない。「 …

【各地のムーブメント】パレスチナ わがオリーブの樹はわが祖国である

一週間、パレスチナ農民になろう!  2015年の10月1日以来、イスラエル軍は国際的に非武装の人々に対して使用が禁止されている武器を使って、パレスチナ農民に対する力の行使を著しくエスカレートさせています。  UAWC(パ …

【いま米国では】BDSイスラエルボイコット運動への対抗措置

アリ・アブニーマ(電子インティファーダ、6/25) 翻訳・脇浜義明 イスラエルの「ローフェア」国内法や国際法を不正に援用して市民団体や人権団体を封じ込める戦略的訴訟グループ  「なぜ、パレスチナ人という言葉を使うのです? …

【視点・論点】ムスターファ・バルグーチの5提案

脇浜義明  2002年、ラッマラーで、「健康・開発・情報研究所」の所長で「パレスチナ・ナショナル・イニシアチブ」のムスタファ・バルグーチさんに会って、話を聞いたことがある。  占領、入植地、占領地内のパレスチナ社会が30 …

内部被曝の恐るべき危険性

市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦司  今回は、支配層側の専門家たちの多くが無視して認めようとしない放射線被害のより広く深刻な側面について考えてみたい。それは、私の属する研究会がテーマとしている内部被曝の危険 …

ぷりずむー1591号

 シールズが解散した。発起人の一人、奥田愛基の弁「やっぱ誰がやっているかってよりも、関わる一人ひとりが大事だと思うんですね」。しかし「改憲(の)国民投票…に僕が関わるかどうかはまだわかりませんけど…国会前で声をあげた人た …

家事労働者不足で介護問題が深刻化

大阪府や神奈川県の「戦略特区」において、家事・育児に追われる女性の「活躍推進」を名目に「外国人家事労働者の受け入れ」が進められている。8月29日には、内閣府と大阪府市が、国家戦略大阪特区における事業者としてダスキン・ベア …

高江現地レポ 森と暮らしを守るため 不屈のたたかいがつづく

金津まさのり  法を無視した強権発動が沖縄で行われている。ヘリパッド建設予定地の高江では、周辺住民が、県道での検問や封鎖の禁止を求めた仮処分申請を行っている。第3回審尋(1日、那覇地裁)で、住民側は、「7月の検問は反対運 …

「当事者の必要」を軸に社会の問題として考える

SWASH 要 友紀子  「女性の貧困問題」に関連して、セックスワークに関する報道も増加している。編集部は8月11日にスタジオ・シチズン(吹田市)で開催された講演「セックスワークの課題と現状」を取材した。  講演では、「 …

【中東ではいま】サウジ―イスラエル関係緊密化 サウジ代表団のイスラエル訪問に抗議

「電子インティファーダ」7月29日号 アリ・アブニーマ 翻訳・脇浜義明  サウジアラビアと湾岸諸国のパレスチナ連帯活動家たちは、サウジ代表団のイスラエル訪問に抗議。アンワール・エシュキを団長とする学者・財界人イスラエル訪 …

【時評・短評】1950~60年代における「BC級戦犯」の表象についての覚書(上)

会社員・龍谷大学院生 片岡 英子 「戦争責任」論に一石投じる  1945年8月15日。日本の敗戦に伴い、アメリカをはじめとする連合国は日本の戦争犯罪を「戦犯裁判」という形で裁いた。東条英機などの政治指導者などを裁いた「極 …

ブラジル・ルーツの人の母語で社会問題を伝えたい

『アルテルナティーバ』記者 アナ・パウラ・ラモスさん  リーマンショックから8年。当時、非正規労働者の解雇が相次ぐなか、自動車工場などで働いていた日系ブラジル人の多くが解雇され、帰国を余儀なくされたことを覚えているだろう …