5・15沖縄併合粉砕!(琉球・沖縄人民の)自決権支持!天皇の沖縄上陸を許さない! 琉球弧を戦場とする戦時体制強化 ―自衛隊馬毛島基地建設阻止5・1集会


イベント詳細

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5月1日(木) 18:00~20:30
会場:としま産業振興プラザ(IKE・BIz/旧豊島区勤労福祉会館)  第3会議室 
参加費:1000円(学生・生活の厳しい人は要相談)
講師:和田香穂里(戦争をさせない種子島の会/西之表市市議会議員)「馬毛島自衛隊基地建設がもたらしたものと闘いの現状」
主催:
連絡

軍事要塞化が進む琉球弧
 自衛隊基地建設・基地機能の強化・ミサイル部隊配備・日米軍の共同訓練など自衛隊が米軍とともに戦争のできる体制を着々と進めています。
政府は石垣市・宮古島市・与那国町などの住民ら約12万人を、「避難」(強制排除)する計画まで公表しています。
 3月30日の日米防衛相会談では、「『自由で開かれたインド太平洋』の実現のために両国が緊密に協力し、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認」し
「米国による核を含むあらゆる能力を用いた、日本の防衛に対する米国のゆるぎないコミットメント(強い責任感と必ず実現させるという固い決意)を確認」しました。とりわけ、
「南西地域における日米の共同プレゼンス(自衛隊や在日米軍の駐屯・駐留による軍事的影響力をもつ存在感)の拡大について、
より高度かつ実践的な共同訓練の拡充を(日米)同盟の最優先事項として取り組むこと」を確認しました。

住民、労働者の犠牲で進められる自衛隊馬毛島基地建設
 自衛隊馬毛島基地建設は、米空母艦載機の陸上空母着陸訓練(FCLP)をはじめとする在日米軍の訓練および陸海空自衛隊の連続離着陸訓練、
機動展開訓練、水陸両用訓練、空挺降下訓練などの訓練拠点として、さらには琉球弧の自衛隊基地に対する整備補給などの後方支援の拠点として建設が進められています。
工事が当初予定から3年遅れているとして、住民への説明どころか労働者の健康や安全を無視した24時間工事の強行によって、労災事故を多発させ、
ついには昨年10月、外国人労働者の死亡事故まで引き起こしています。その後も早期完成の姿勢は変わらず、11月にも2人が大けがを負ったことが明らかになっています。
 今回は、和田香穂里さんから自衛隊基地建設が地域の生活を破壊し、民主主義を破壊している実態と自衛隊基地建設反対闘争の生き生きとしたさまざまな取り組みなどについて話していただきたいと思います。
ぜひご参加ください。

ヤマトゥ労働者こそ自らの解放かけて天皇制と闘おう
 宮古・八重山諸島、沖縄島、奄美諸島、種子島の労働者人民は、日米安保の最前線で軍事基地に反対して闘いぬいています。
 私たちは、この間、沖縄再併合粉砕!自決権支持を掲げて沖縄現地闘争を闘っていますが、今一番求められているのは、ヤマトゥでの日米安保粉砕!琉球弧を戦場にさせない闘いです。
「明治」天皇制国家よる沖縄併合(1879年)、再併合(1972年)にあらわれた植民地主義の克服をかけた抑圧民族としての日本(ヤマトゥ)労働者・人民の闘いこそが、自らの解放のためにも重要です。
 日本ナショナリズムの元凶は天皇制です。天皇は敗戦80年の今年、激戦地への慰霊の旅(硫黄島・沖縄・広島・長崎など)を公言しています。
戦争責任をとらないまま、犠牲者を「追悼」して新たな戦争への国民動員をはかる「慰霊の旅」を許さず、天皇制の戦争責任を追及し、日米安保破棄!反戦・反基地闘争を闘いぬきましょう。

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