6月23日(木) 19:00~
会場:ひと・まち交流館 京都 第3会議室
参加費無料
講演:「琉球民族を差別する京都地裁の不当判決を批判する」松島 泰勝(琉球遺骨返還請求訴訟原告団長
主催:『No Base! 沖縄とつながる京都の会』
連絡:TEL090-4643-2940 (増野)
6月23日は、日本で唯一地上戦が繰り広げられ、全住民の3人に1人、165,000人以上が犠牲となった「沖縄戦」において大日本帝国陸軍等の組織的戦闘終結日として、
沖縄県では「慰霊の日」=県独自の休日とし、県主催の慰霊祭が開かれます。
私たちはこの「慰霊の日」を、4月28日の「屈辱の日」とあわせて、日本と沖縄の近現代史と戦後史を振り返り、「本土」に生きる私たちが、
「国策」として強行されようとしている辺野古新基地建設と宮古島・石垣島・奄美大島などいわゆる「第1列島線」への自衛隊の配備・増強、ミサイル基地建設にどのように向き合うのか、
ともに考える場としてつどいをもってきました。
今回私たちは、1928年に金関文夫・京都帝国大学助教授が今帰仁村の「百按司墓(むむじゃなばか)」から持ち出した遺骨の返還を求める
「琉球遺骨返還請求訴訟」原告団長の松島奏勝さんに「琉球民族を差別する京都地裁の不当判決を批判する」と題してお話ししていただきます。
琉球王国を植民地化し「沖縄県」として併呑した大日本帝国の「国家」としての姿勢はいまも連綿として続いており、地方自治も基本的人権も一顧だにされない状況が続いています。
それに加えて対米従属一辺倒、日米安保最優先の硬直化した対応が、人間の根源的な感情である「慰霊」に対しても非情なものとなって露骨に示されています。
参議院選挙公示直後の慌ただしい日程ですが、みなさんのご参加をお待ちしています