8月12日(土)13:30~16:30、
会場:ひと・まち交流会京都 2階 第1・第2会議室 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1(河原町五条下る東側)
参加費500円、オンライン参加希望の方は、8/11までに、mail:kyoto.globaljustice@gmail.com 、報告
「ミュニシパリズムと労働者協同組合」斉藤日出治(大阪労働学校・アソシエ)
主催:大阪労働学校・アソシエ/ローバル・ジャスティス研究会
連絡TEL080-2742-2590
水道や森林などの地域資源を地域住民が自己管理するミュニシパリズムの運動が、西欧でも、日本でも高まり、関心を呼んでいます。
グローバル資本が地域の共同資源(コモンズ)を支配して巨大な利益を享受していることに対する市民の抵抗運動が高まっているのです。
この抵抗運動が地域の自治を取りもどすためには、巨大資本に対抗する労働者の産業民主主義や労働者自治の運動と結びつく必要があります。
昨年10月1日に労働者協同組合法が施行され、その施行とともに、関西では、生コンの近畿労働者協同組合が立ち上げられました。
この立ち上げは、関西生コンの半世紀にわたる産別労働運動の蓄積がもたらしたものです。関西生コンの労働運動は、
生コン産業の中小企業経営者を事業協同組合へと組織することによって、生コン産業の民主化にも取り組んできました。
このような労働者協同組合運動を地域に根付かせることによって、ミュニシパリズムの闘いをたしかなものとしていく道を探りたい、これがこの講座の問題意識です。
大阪労働学校・アソシエは、資本主義のオールタナティヴとしての社会的連帯経済・協同組合に基づく社会の創造をめざして2016年に開講されましたが、
学長の斉藤日出治さんより、ミュニシパリズムの実現にとって労働者協同組合の意義について問題提起をしていただきます。皆さんとともに議論し考えていきたいと思っています。
多くの方の参加を呼びかけます。