ミャンマー国軍による市民への弾圧は悪化している ~ミャンマーにおける軍事クーデターから1年半~


イベント詳細

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8月2日(火)19:00~20:30 使用言語:日本語
ZOOMウェビナー
参加費無料
主催:ヒューマンライツ・ナウ
視聴方法:https://forms.gle/AbZefMfdih3KN7Zw5 お申込み頂いたメールアドレスに参加用URLをお送りします。
講演(1)Susanna Soe/講演(2)Saw Ba Hla Thein
2021年2月1日にミャンマーで国軍が軍事クーデターを起こしてから1年6か月が経過したが、国軍による市民に対する弾圧・武力行使は依然として継続しています。2022年6月29日、国連の人権理事会におけるミャンマーにおける人権問題に関する特別報告者Thomas H Andrewsは、国軍による人権侵害は悪化しており、少なくとも382人の子どもが犠牲になっており、子どもに対する拷問や国軍に反対する人々の子どもが人質として囚われている等子どもに対する深刻な人権侵害が行われていることを報告しています。他方、国軍は2020年11月の選挙結果を反故にし、2023年に総選挙のやり直しを行う旨主張しています。ミャンマーにおける国軍による市民に対する弾圧を食い止める為には、国際社会が一致団結して国軍による市民に対する人権侵害に反対する行動を取る必要がありますが、日本は、2022年4月26日、岸信夫防衛相がミャンマー国軍から留学生4名を受け入れたことを明らかにしただけでなく、内閣官房内閣審議官のミャンマー訪問、JICAがクーデター発生直後に帰国させた専門家のミャンマーへの派遣再開を検討する等日本が国軍を承認しているとも取られかねない対応をしています。日本国内においてミャンマーの問題が報道されることが少なくなっており、市民の関心が薄れていることも、日本政府がミャンマー国軍を承認しているとも取られかねない対応を行っている要因と考えられます。そこで、民主化勢力で組織された国民統一政府(NUG)の女性青年児童大臣を務めるSusanna Soe氏及びNUG日本代表部のSaw Ba Hla Thein氏を招き、ミャンマーにおける国軍による人権弾圧に関する現状の報告、市民のおかれた現状及びNUGの活動方針等を報告してもらい、ミャンマーにおける人権弾圧、特に子どもに対する人権弾圧を防ぐために我々に何ができるかを考える機会とするため本イベントを企画しました。

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