2月16日(日曜日) 14:00~17:00
会場:神保町区民館(ひまわり館)2階洋室A
参加費 1,000円 (予約等の必要はありません。直接会場へお越しください。終了後、懇親会を予定しております。)
お話:萱野志朗(アイヌ民族党代表)
主催:アイヌ文化から北方諸島の問題を考える実行委員会
連絡TEL 03-3485-6736 Eメール vev02631@nifty.ne.jp
【集会への賛同をお願いします】
賛同費 個人1,000円 団体3,000円
郵便振替口座 00110-0-660065 加入者名 グループ“シサムをめざして”
通信欄に「北方諸島集会賛同」とお書き下さい お名前公表の可否をお書き下さい
【1月15日時点での賛同】
朝日健太郎(先駆社)/宇井眞紀子/国富健治(新時代社)/グループ“シサムをめざして”(首都圏)/品川平和市民/本多正也(現代思想研究会)/松下知(新時代社)
【萱野志朗さん】
1958年生まれ。北海道平取町二風谷在住。アイヌ語の復興やアイヌ民族の権利回復に尽力。
アイヌ民族党代表、萱野茂二風谷アイヌ資料館館長、エフエム二風谷放送(FMピパウシ)編成局長、父・萱野茂参院議員の公設第二秘書(1994~1998年)、
平取町議会議員(2019~2023年)、公益財団法人アイヌ民族文化財団評議員。
日本政府は毎年2月7日を「北方領土の日」と定め、エトロフ以南の千島4島を「日本固有の領土」と主張し、ロシアに対して「返還」を求めてきました。
しかしウクライナ戦争を機にロシアは対日「領土交渉」を拒否し、日本政府は展望を失っています。北方4島ビザなし交流事業や共同経済活動も停止しています。
千島(クリル)列島はアイヌ民族先住の地であり、政府による「固有の領土」論は根拠薄弱だと言わねばなりません。
先住民族アイヌは現在の北海道、千島列島、樺太(サハリン)、東北北部に住んでいました。
ところが日ロ両国はアイヌ民族から一方的に島々を奪い、生活を破壊し、国境の変遷の中で千島アイヌや樺太アイヌ(エンチウ)は移住を強制され多大な犠牲を被りました。
日ロ両政府はこうした歴史を反省・謝罪するとともに、アイヌ民族の先住権-自治権を具体化すべきです。
千島や樺太へのアイヌ民族の自由な渡航は、ロシア人住民や日本人旧島民から理解・歓迎され、国連の先住民族権利宣言にうたわれる権利の一つでもあり、先住権実現の突破口になります。
今回の集いでお越しいただく萱野志朗さんは、2010年に当集会へお招きした際には「北方四島を国連の信託統治にして、後に権利関係を定める」というお考えを表明され、
2019年にお招きした際には「北方4島の領有権」や「日ロ領土交渉へのアイヌ民族の参加」を求めるアイヌ民族党の主張について説明されておりました。
萱野さんはアイヌ語・アイヌ文化の復興に尽力されています。多くの方々とともに萱野さんを囲み、北方諸島の問題、アイヌ文化の問題を受け止め、考えていきたいと思います。
皆さまの参加をお待ちしております。
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