「神津陽未刊行論考集」出版記念会


イベント詳細

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11月20日(土)14:00開場 14:30~17:00
会場:お茶の水連合会館 201号室(東京都千代区神田駿河台3-2-11)
参加費:本持参者¥3000 未購入者¥7000
主催:「神津陽未刊行論考集」出版記念会実行委員会
連絡:<互助会事務局長>小山健 090-4378-5776 <事務局>会沢伸憲 090-3516-0638
神津陽 090-5564-8483、高橋節男 090-3319-1925、菅野デロ 080-2163-9678
松井治憲090-7948-1499、後藤徳昭090-2557-3657

<出版記念会参加への呼び掛け文>
本人が遺著みたいだと言う632頁もの「神津陽未刊行論考集」は昨年8月にJCA 出版から
刊行されました。
出版記念会もすぐ企画されましたが折しもコロナ禍の最盛期で二度も延期され、三度目の正直で漸く開会の運びとなりました。
この間に皆様も年齢を重ねられた訳ですが、これが最後の集合チャンスだと考え幅広く連絡します。
体調不良やボケ症状あ
る方も古希を乗り越え誘い合わせて参集し、久々の面々との飲食歓談を楽しみましょう!
神津は四国の宇和島出身で中大法科に進み真法会研究室に入るが、他方で同人誌「魔歌」に加わり神保町古書街や歌声喫茶に入りびたる。
三年時に久保井を助けに学生運動に身を
投じ自治会書記長となり闘争も勝利。だが司法試験を止めて三多摩に移住し叛旗派を創り闘い解体し今も互助会を続けています。
他方で定職には就かず諸職転々し駿台でも教え、
何十冊も本を出し続け、昔の片岡千恵蔵風に言えば七つの顔を持って生きてきました。
若い頃から自己の経験軌跡や思想蓄積に拘ってきた歩みは分厚い「未刊行論考集」を開けば詳しく分かる。友人の幅も広く多種多様ですが、
この本をよく読むと何歳ころにどこ
でどのような形で神津との縁があったのか一目瞭然です。よく一緒に動いた友人はもとより顔を知っている位のメンバーと話すのも、
自分の位置確認に役立ちます。
どんな環境にいようと、誰もが自分の人生を自分で決めて歩みます。神津が周辺にまき散らしたのはどんな社会運動組織や政治党派とも別種の、自主自由の共同関係希求です
誰もが自己選択で生き抜くなら、人生は自分で責任を負えばよい。これほど気楽な相互関係は、学生時代・仕事優先・家庭生活とは別種の付き合いではないでしょうか?
この出
版記念会ではその気になれば、自分の人生を見直し今の位置を確認できますよ。
今の私たちは十分に大人であり、社会的に見れば明らかに老人です。既に仕事はリタイアし、子供らも手を離れ、気働きされる側の立場が多いかも知れません。
しかし胸に手を
おいて考えれば、若い青春の日々の熱い情熱も蘇るでしょう。だがその思いの行方はどこにあるのかは、
家庭生活の日常会話では確認できない思想的問題ではないでしょうか?
人生が二度ある事例はないが、尺度を50年ほど巻き返して考えることはできる。神津陽はそんな事にかまけて生きて表現を続けてきました。
20世紀は戦争と革命の時代だと言わ
れたが、今はどうなっているのか? ソ連圏の崩壊から中国の社会帝国主義化を直視し、
政治革命の時代は終わり社会革命の新時代がやってきたと断言し得たのは神津陽だけです。
神津は全共闘の行為の共同性希求を喝破し、持続方向を関係のかくめいと定めました。
高齢化すると物忘れも進み、疲れやすくなる。テレビやネットは見るが本を深読みする
気力はないと言う人も、旧友との雑談なら気楽でしょう。
神津は家を離れて一人で船堀の
安住宅に住み今も本を出し多方面に連絡し互助会にも通っている。体調などの都合で出歩くのが辛いと言う貴方も、
たまには無理して1120日の連合会館に来ませんか?
「神津陽未刊行論考集1120日出版記念会」実行委員会代表 小山健 171-0021豊島区西池袋153エルグビル2AIF総研 FAX03-3980-2996

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