市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦司 関西電力高浜原発4号機は、再稼働した後、突然、自ら緊急停止した。大津地裁の仮処分によって運転が停止されるよりも前のことだ。産経新聞(インターネット版)から、この「失態」 …
続報・相次ぐ再稼働作業時のトラブル 関西電力高浜原発4号機、再起動中の一次冷却水漏れ
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺 悦司 原発が再稼働準備の過程で技術的トラブル起こす事象が相次いでいる。表を見れば、実に様々な種類のトラブルが続発していることが分かる。今回は、本紙で既報の川内原発に続き、関西 …
鹿児島県知事選 「脱原発知事」生んだ候補一本化の裏側
鹿児島県知事選で「脱原発知事」が誕生し、話題となっている。新人の三反園氏は、川内原発の再稼働を認めた伊藤知事を約8万票の差をつけて破り、当選直後には、「私は原発のない社会をつくろうと一貫して訴えている。原発をいったん停 …
7/11東京 人間らしく生きるために 愛媛の女たちと福島の女たちの共同アクション
黒田節子(原発いらない福島の女たち) 今月26日にも伊方原発の再稼働が予定される中、何かもっとできることはないか、できることはすべてやっていきたい、そんな思いだけが空回りしていた。これまで何回か会っている愛媛の女たちの …
核廃棄物の錬金術で生き残る電力会社
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺悦司 再稼働で電力会社が利益を生む秘密 6月28日、関西電力の株主総会が、再稼働に反対する市民が抗議するなか開かれ、岩根社長が「原発の再稼働に全力を挙げる」と表明、脱原発を求め …
進まぬ原子炉解体作業 広がる汚染
小出裕章さんインタビュー 東電は3月末、「凍土遮水壁」の運用を開始したが、5月になって、計測地点の約1割で凍っていないことがわかり、62カ所でセメントを注入する追加工事を行っている。さらに東電は、事故前に定めていた年 …
悪魔のささやき 原発再稼働の「決意」が「真心」?
市民と科学者の内部被曝問題研究会会員 渡辺悦司 関西電力は現在「パワー・ウイズ・ハート」のCMを放映している。 「電気はこの国の元気、電気はこの国の未来、電力自由化という新しい時代、関西電力も変わります。思いを込めて …
足尾からオキナワへ
NPO法人国際サーカス村協会 西田敬一 群馬県みどり市の中山間部で廃校になった小学校を借りて、15年前にサーカス学校を開校し、サーカス芸や大道芸の技を身につけようとする若者を育てているNPO法人国際サーカス村協会が運営 …
関東圏の放射能被害(2)つながり・避難という希望
園良太(福島原発事故による健康被害者の会) 「被ばく」の個人化 1580号で報告した「関東圏の放射能被害」に関する集会の第2回目が5月5日、早稲田の交流スペース「あかね」で開催され、前回の2倍を越える50人が参加。健康 …
故郷への「帰還」をめぐって揺れる葛尾村
大阪・一ノ瀬輝博 2~4月、連続して福島を訪問した。「コラボ玉造」の唐住日出男さん(介護ヘルパー)が毎月、大阪から車で三里塚の野菜を福島の仮設住宅などに届けているのに同乗させてもらったものだ。 「3・11」から5年が …
大津地裁高浜原発差し止め決定
書き手:大今歩 4月14〜16日、熊本県では震度6〜 7の地震が7回起きるなど、 5月10日までに 1300回以上の地震が発生した。「熊本地震の震源地は、日本最大にして最長の中央構造線のライン上にあります。(中略)今後 …
【地震と原発】九州大地震で中央構造線に火がついた!地震が収まるまで原発は止めておこう
松山市で伊方原発再稼働阻止の集会・デモ(4月23日)と1泊2日の再稼働阻止・全国相談会(23〜24日)が行われた。「伊方原発再稼働を許さない集会」は、市中心部にある城山公園で開催され、2800人が参加。2コースに分かれ …
時評・短評 川内原発、すぐ止めろ
編集委員 下村俊彦 熊本地震のあとも、隣の鹿児島県で川内原発が稼働を続けている。ただちに停止すべきだ。言いたいことは以上だが、それだけで終わっては記事にならないので続けてみる。 本紙でも熊本地震については取り上げてき …
熊本地震と川内原発
薩摩川内市在住 川畑清明 根拠失った地震安全対策 2日続けてスマホのアラームの後、強い揺れを感じた。身体の中には、鹿児島県北西部地震=97年3月、M6.6(薩摩川内市で震度5強)と、同年5月、M6.4(薩摩川内市震度6 …
声を上げさせない仕組みを問う
福島原発事故による健康被害者の会 園良太 福島原発事故を経ても川内原発を動かし続ける日本への警鐘のように、4月14日夜に隣の熊本で大地震が起きた。ちょうどその時、東京・早稲田では「福島原発事故による健康被害者の会」が「 …