【浦島オバさん太郎の日本すごくない!】<第四話 日本食は健康なのか>

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  ロンドンで人気のある日本食といえば、ラーメン・カレー・天婦羅。ピカデリーにあるラーメン屋さんには週末になると長い行列ができるほどです。日本食は「おいしい」「きれい」「健康的」などといわれています。でも、ロンドンで日本食を食べるのは特別な日。なんと言っても他国籍の料理は値段が高いし外食に対して高い消費税がかかるから。だから、私も1時帰国したときは、串かつ、お好み焼き、うどんなどをたのしみにしていた。しかし、帰国してからは日本の「食」について疑問を持ち、食べ物に対してド神経質。スーパーに行けば食品の裏を読むのに時間を費やし、買うものが無いと店の中で喚き、有機の商品が足りないと店長を呼びつけ、ベジタリアンの事を考えていないとサービスカウンターに立ち続ける。「お客様の声」用紙に何十枚も書き込み、そして買い物が終わればぐったりと疲れやけ酒を煽るオバサンなのです。  

日本の添加物の異常な多さ

ホントに日本食は健康的なのでしょうか? 日本の食品添加物の種類の多さにはある種の異常さと恐怖を感じている。指定添加物、約400種類、既存添加物、約400種類なんて! その他、農薬も半端でないレベルだとか! イギリスはEUの影響もあるんだろうけど、29種とかなり低い。日本は他にも天然香料、石油合成等、1000種類以上を使用。私が一番驚いたのはチョコレートに入っている「光沢材」。チョコレートを光らせるの? 日本人は見た目にこだわるのは世界でも有名。昔、イタリアに移住した日本人が人参を出荷する時にきれいに洗いサイズ別に箱に入れ、同じ人参を泥付のまま出荷したイタリアの業者を破産させたといわれているほど。確かにアイディアと努力は素晴らしい! だからとチョコレートを光らせ、ここまで色をつけたり防腐剤を撒き散らし、お客さんの健康を害してもいいのか? 一時期EUでは日本から味付けのりの輸入が禁止された。それは日本ののりにEUで禁止されている添加物が使われているからとのことでした。  

昼食はコンビニ弁当とサプリメント

今勤めている病院では、昼休みは私ともう一人の女性が自分の弁当で、それ以外は皆がコンビニ食。お弁当や蕎麦など毎日違うものを買って来る。コンビニ食は値段も高いし量も少ない。その上恐ろしいほどの農薬と添加物が使われている。そして、その弁当を高電磁波の電子レンジでチン! 観察しているとコンビニの添加物まみれのお握りとカップヌードルの究極のガン直線ランチメニューをほとんどの同僚が週に2度以上は食べている! 私ともう一人以外は全員がボトルのお茶や水も買って来る! 給料少ないといいながらこのムダ使い! ランチの後は薬・サプリメント大会が始まる! カルシウムやビタミン剤、安定剤・痛み止めを服用しながらも「腰が悪い」「膝が痛い」「蕁麻疹」目の病気、万年疲労やヒステリーで怒鳴り続けるなど、ロンドンでは見たことのない異常な職場! 私の職場が特別なの?   

無農薬玄米とぬか漬けで充分

うーん。どうして自分たちの具合が悪いのか考えないのだろうか? 有給は通院にしか使わないなんて悲しくない? 玄米と糠漬けで十分美味しく健康になれるのに。  

アルミ製の弁当箱に無農薬の玄米と糠漬けの私を「それで足りるの?」「硬いやろ?」「おいしいの?」「ベジタリアン? 力ないよね」とバカにする反面、50歳半ばで老眼鏡の要らない私に「すごい」と言い、いまだに生理がある私を「うらやましい」と言う。「健康的でいいね! 秘訣を教えて!」なんて媚びてくるくせに、私が「玄米菜食とスーパーで食材を買わないこと」と言うと皆、白けて話題を変えてしまう。都合の悪い事は聞きたくない、よくいる日本人の同僚に囲まれて、今日もまた玄米弁当を食べている浦島オバサン太郎は独り言をつぶやく「やっぱり、日本凄くない!」。名も無く、貧しくそして昔は美しかったが今はもう美しくないオバサンは、昼からもまたがんばろう!と思いました。笑(大西ゆみ)

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